シャットダウンしようとしても、操作できない・・・とご連絡がありました。
まだ新品のSSDに交換したばかりだし、ずっと使っていなくてアップデートが沢山あって遅くなっているのかななどと思いながらお伺いしました。
スペック的には、i7第3世代、メモリー8GB(Win10)です。
確かに、動作が異常に遅いです。1月にお引き渡しの際は、SSDに換装してお客様も速くなったことにびっくりしていたのですが・・・HDDの時よりも遅いです。
何かヘンなソフトが悪さしているのかなと思い、タスクマネージャーを確認してみました。
すると・・・ディスク(SSD)の使用率が100%に貼りついています。そしてディスクの「平均応答速度」が1000ミリ秒を超えています。
通常SSDの場合は、平均応答速度が大きくても10ミリ秒前後なのですが、ちょっと値が異常です。
アップデートが溜まっていて遅いわけでも、ヘンなソフトが悪さをしているわけでもありませんでした。
やはりSSDが異常に動作が遅いです。
以前こちらのブログでも書いたのですがSSDの相性でしょうか?(記事はこちら)
とりあえず、パソコンをお預かりしてSSDを交換してみることにしました。交換するSSDも相性があるかもしれないので、別のメーカーのSSDを購入しました。
事前に元SSDをチェックしましたが、「正常」の判定でした。
元SSDから別メーカーのSSD(新品)にクローン作成を行いました。
通常1TBのHDD→SSDへのクローン作成は3時間ちょっと、SSD→SSDだともう少し早く完了しますが・・・今回なかなか進捗が進まず、そしてリード(元ディスク)側のバッドセクターも検出され、異常な遅さのクローン進捗となりました。
結局、65時間以上かかってクローンが完了しました。丸3日弱かかったことになります。
クローンされたSSDを取り付けて、電源を入れてみると・・・SSD本来の快適な速さで動作しました。お客様がよく使うと言われたアプリをいろいろ起動してみましたが問題ありませんでした。
パソコンの返却にお伺いして、動作が速くなったことをご確認いただきました。
SSDの相性なのか、暫く様子とさせていただきました。
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