それは・・・電源ユニットの内部を確認し、電解コンデンサーの頭部の膨張・液漏れがあることを確認していただくことです。
先日の事例です。
TX90の電源が入らなくなったとのことで、こちらのブログをご覧になり修理のご依頼があり電源ユニットを送付くださいました。
送付いただいた電源ユニットの内部を確認してみると・・・電解コンデンサーは、すでに10個日本メーカーのものに交換されていました。
コンデンサーには異常が見られませんでした。
お客様に確認したところ・・・購入して一年くらいで、電源が入らなくなりメーカー修理したそうです。その時に、予め電解コンデンサーを日本製(日ケミ・ルビコン)のものに交換した電源ユニットに取り替えたのだと思われます。
状態を確認すると・・・5Vスタンバイ電圧が2~3Vしか出ていません。おそらく5Vスタンバイ系統のスイッチングFETや周辺部品の故障だと思われます。その場合、影響のある部品も多岐にわたるので、どらともでは修理することが難しいです。
せっかく電源ユニットを送付くださっても、修理できないということでご返却するのは、申し訳ないので・・・お手数でも事前に電源ユニット内部をご確認いただき、コンデンサーの頭部膨張・液漏れがあるようでしたら送付ください。
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