パソコンは、Vistaの後期パソコンでした。まだまだ使えるパソコンです。
とりあえず電源スイッチを入れます・・・Windowsのログイン画面が表示されて、ユーザー選択画面まできました。ここまでは少し動作が遅いような気がしますが、許容範囲です。
ユーザーを選び暫くすると・・・デスクトップ画面が表示されてきました。
ちょっと気になったのは、ずっとハードディスクにアクセスしたままです。
マウスのカーソルは動くのですが、アイコンをクリックしても無反応です。
暫く様子を見ていると・・・突然ブルーバック画面が表示されました。
「STOP:d0000144 Unknown Hard Error」のメッセージが表示されました。
このHardエラーと書かかれると・・・ハードディスクのエラーと思ってしまいがちですが、どうもそうではなくて、ハード(機械部品)のエラー(故障)を意味しているみたいです。
とりあえず現象は確認できたので、まずセーフモードで確認してみました。・・・するとWindowsが起動してログイン後も、アイコンクリックでアプリ起動ができます。
そうすると、初期起動するアプリが怪しいことになります。でもそうすると・・・ハードエラーでないしなぁ???
特に今回、ログインまではできてその後、フリーズしますのでセキュリティソフトも怪しいかもしれません。
セーフモードで、セキュリティをスタートアップ項目から外して、通常起動してみました・・・が、やはり状況は同じでした。
再度セーフモードで起動して、いろいろ確認していたら、今度はセーフモードでも、同現象でブルーバック画面になりました。
そうすると・・・やはりハードディスクが怪しいのかなと思い、本体から取り外して検証用パソコンで確認してみました。
すると「正常」状態でした。ただ使用時間が17,000時間を超えており、ハードディスクとしては結構厳しい状況です。
とりあえず、手持ちのハードディスクにクローンを作成しました。その時にわかったのですが、SATAのディスクにしては途中から転送速度が極端に遅くなりました。もちろんディスクの内側と外側では速度がへ変わるのは普通なのですが・・・ちょっと遅すぎます。
通常の250GBの転送時間(約1時間)の3倍くらいの時間がクローン作製にかかりました。
さらに9個のセクターは読み取れずにスキップされました。
クローンディスクを取り付けてみると・・・明らかに今までより速く動作しています。ログイン後もフリーズすることもありません。
念のため負荷テストや、起動後暫く放置したりしましたが、問題ありませんでした。
お客様とご相談し、今回は新しいハードディスクに交換することになりましたので、新しいハードディスクを用意し、クローンを作成して交換作業を行いました。
ハードディスクは、使用環境にもよりますが、使用時間が10,000時間を超えてくるといろいろ故障が起きやすくなってくるようです。
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