どんな状態かは、実機を拝見しないと何とも言えませんので、お伺いしました。
パソコンは、Windows7のノートパソコンです。ネットにはつながず、請求書作成アプリを使用して、印刷ができればよいとのことでした。
プリンターは、機種が替わってしまっているので、ドライバーを入れ直す必要があります。
パソコン自体を起動して確認してみると・・・問題なく動作します。ディスク(HDD)の使用時間も1,000時間弱でディスクの状態も「正常」でした。
今から思うと、HDD(ハードディスク)搭載なのですが、Windows7だとHDDでも、十分使用に耐える速さで動作しますね。ちょっとビックリしました。
いろいろチェックして問題なかったのですが・・・バッテリーが完全に消耗しており、0%のまま全く充電されませんでした。
バッテリー自体は消耗品ですので、古くなっていくと段々充電できなくなってきて、最終的には今回のように全く充電できなくなってしまいます。
暫く様子をみていましたが、充電量が0%から変わる事はありませんでした。
普段は、コンセントにさしたままで使うそうですが、パソコンを少し移動してバッテリーで使うこともあるかもしれない・・・ということで、バッテリーを手配して交換することになりました。
昔のノートパソコンのバッテリーは、簡単に取り外しができるようになっており助かります。バッテリーの型番を調べて、手配し入荷後に、バッテリーの交換に伺いました。
バッテリーを交換して電源を入れてみると・・・バッテリーの充電量は75%でした。念のためコンセントを抜いて、バッテリーのみでも問題なく動作しました。
バッテリーの説明書には、一旦数%くらいまで充電量を減らしてから充電を80%くらいまで行う、これを5回繰り返すことを勧めていました。
時間がかかる作業なので、お客様にもし時間がある時に行うようにお願いしました。
中古ノートパソコンの購入でも気を付けないといけないのですが・・・バッテリーは消耗品なので、保証の対象外の事が多いです。古くなったノートパソコンでも同じですが、バッテリーが消耗してしまい、バッテリーのみで通電できなかったり、フル充電してもすぐにバッテリーが無くなってしまう場合は、バッテリーを交換して対応することになります。最近のノートパソコン(特に薄型)は、バッテリーが簡単に取り外せず、分解しないと交換できない機種も増えてきています。昔のノートパソコンは、バッテリーだけでなく、メモリーやディスクの交換も簡単な機種が多かったのですが・・・
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