ＯＳはＸＰで、メールソフトはOutlookExpress（ＯＥ）６をご使用です。
状況をお聞きすると・・・数日前から添付ファイルが送信できなくなり、送信トレイに残ったままになる。実際は相手に送信されているが、送信トレイに残ったままなので、ＯＥを起動するたびに相手にメールを送信してしまう。
きょうになって、添付のない普通のメールも送信できなくなったとのことでした。
とりあえず自分のメールアドレスへメール送信をしてみると・・・送信後エラー画面が表示されるのですが、エラー内容は何も表示されず空白のままです。送信トレイに残ったままです。
受信してみると・・・確かに受信トレイに入っているので、送信は出来ているみたいです。
通常メール送信すると・・・送信メッセージのコピーを「送信済みアイテム」に保存するようになっているのですが、どうもコピーがうまくできないようです。
ＯＥの「オプション」－「メンテナンス」でメールの保存先を確認して、実際に保存先を見てみると・・・「送信済みアイテム.dbx」のファイルサイズが２ＧＢとなっていました。
ＯＥではファイルサイズが２ＧＢになると、動かなくなってしまいます。
送信済みアイテムのファイルサイズを小さくしないといけません。
お客様とご相談して・・・２００９年度と２０１０年度の送信済みアイテムは、それぞれ「2009年度送信済みアイテム」「2010年度送信済みアイテム」のフォルダーを作成してそちらへ移動させました。「送信済みアイテム」には、今年2011年度のものだけにしました。
これで送信済みアイテム.dbxのサイズが小さくなり、添付ファイルも正常に送信できるようになりました。
(注）メールの保存先を確認する場合は、「ツール」－「フォルダオプション」－「表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックしないとファイルをみることができません。
