小型のモバイルノートパソコン（Win8.1)でした。
Officeの認証など、最近はネットにつながっているのが大前提になってしまっていますが・・・お客様のネットは有線LAN接続でした。
ではLANケーブルをさしましょう・・・しかし・・・今回のモバイルノートには、LANのコネクタがありません。薄型化のためにLANコネクタがないものも結構あります。
すると・・・お客様は、買った時にお店の人に「USB－LANアダプタ」が必要だと言われたそうで、ちゃんと用意されていました。
では、付属のＣＤからそのドライバーをインストールして・・・うん？光学ドライブがついていない
そうです、小型化・薄型化のために光学ドライブがついていない機種も多いのです。
それでは、どらとものUSB接続の光学ドライブをつないで、ドライバーのインストール・・・うん？最後にエラーが出ました。
説明書をよく読むと・・・ドライバーはWindows8までの対応で、8.1の場合はメーカーサイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールするように書かれていました。
ダウンロードって・・・ネットにつながないとできないのだけれど。今ネットにつなぐための作業を行っているのに・・・
なんか昔あった、ＣＤドライブのドライバーがＣＤで提供されていて、思わず笑ってしまったことを思い出しました。
ということで、どらともの持っていたモバイルルーターを使って暫定的にWifiでネットに接続して、目的のドライバーをダウンロードしてインストールしました。
インストール後「USB－LANアダプタ」をUSBポートにさして、認識してネットにつながることを確認しました。
Officeのバージョンが2016になっていたのにはちょっとビックリ！2013とどこが異なるのかまでの詳細の確認をしている時間がなかったのですが、今後新しいパソコンは、Office2016になるのでしょうね。
モバイルノートパソコン・・・以下に注意です。
１．光学ドライブが内蔵されていない機種がある。
小型化・薄型化のためだと思います。普段あまりＣＤやＤＶＤを使わないのであれば問題ないのですが、頻繁に使うのであれば内蔵タイプが便利です。内蔵でなくても、ＵＳＢ接続の光学ドライブを用意しておいて、使用するときだけパソコンにつなぐという方法でもＯＫです。
２．有線ＬＡＮコネクタを搭載していない機種がある。
これは薄型化のためだと思います。最近は無線（Wifi）環境でネットに接続することが多いので、普段Wifi環境だけの使用であれば問題ないのですが、有線LANケーブルでしかネットにつなげられない環境の時に困ってしまいます。これも、USB-LANアダプタを用意して、有線LANに対応することが可能です。
３．ＶＧＡ端子を搭載していない機種がある
これはモバイルノートというかノートパソコン全体の傾向なのですが、ＶＧＡ端子を搭載してない機種が増えてきています。
ＶＧＡ端子自体は、外部映像出力端子で、普通にノートパソコンを使用している場合はノートパソコンの液晶画面に表示されますので、問題ないのですが・・・モバイルノートパソコンの場合、よく講演会や発表会などで、プロジェクターに接続して大きなスクリーンに画面を映して使うことがあります。
ちょっと前のプロジェクターだと、ＶＧＡケーブルの接続にしか対応していない機種が多く、そのような場合プロジェクターに接続できません。
逆にＶＧＡ端子に替わって、モバイルノートパソコンでもＨＤＭＩ端子はたいてい搭載しています。ＨＤＭＩも外部映像（音声も）出力端子で、最近の主流になってきており、パソコンだけでなくテレビやプロジェクターなどでも外部映像のインターフェースとして使われてきています。
デスクトップパソコンとモニターを接続するのもＶＧＡやＤＶＩから最近はＨＤＭＩケーブルで接続するようになってきています。
話がそれてしまいましたが、ノートパソコン側がＨＤＭＩ端子しかなくて、プロジェクター側がＶＧＡにしか対応していない場合・・・これはＨＤＭＩ－ＶＧＡ変換アダプタ・ケーブルというものを使用すればＯＫです。
４．ディスク容量がＳＳＤの場合、大きくないことがある。
モバイルノートの場合、持ち運びによる振動や衝撃などを想定して、ディスクにＳＳＤが使われている機種も増えてきています。
ＳＳＤは、従来のハードディスクと異なりフラッシュメモリを使用したディスクで可動部がないことから耐衝撃性に優れています。また高速化や静音化のメリットもあります。
ただしまだ、ハードディスクと比較すると価格が高いことから、ＳＳＤ搭載機種の場合ディスク容量が大きくない場合があります。以前は３２ＧＢ、６４ＧＢ、最近は１２８ＧＢ、２５６ＧＢなどのＳＳＤも使われるようになってきましたが、ハードディスクが５００ＧＢ、１ＴＢなどという機種が多いのと比べると、ディスクの空き容量についても少し気を配る必要があります。
モバイルノートパソコンを購入する際は、主にどのような使い方をするかによって、どうしても必要な機能・なくても困らない機能などがはっきりしてくると思います。
