最近時々ある、プロバイダーからのメールのセキュリティ強化のための設定変更が、行われず放置されているのが原因かな、と思いながらお伺いしました。
メールアプリはWindows Live Mail(OSはWin10)でした。う~ん、Live Mail自体、すでにサポートが終了してしまっているので、ちょっと不安なのですが・・・
とりあえず、お客様に再現してもらいました。メールアプリを立ち上げて、正常に受信動作が行われました。メールを終了してしてもらうと・・・「送信トレイ」に未送信のメールがあります・・・云々と表示されました。お客様の了解のもと、送信を選択すると・・・またメッセージが表示されました。
どうも、ファイルサイズが大きすぎて送れないようです。
「送信トレイ」には5通のメールが残っており、どれも同じ内容のメールで添付ファイル(pdf)のサイズが50MBを越えていました。
う~ん、プロバイダーのより1通のメールの送信可能なファイルサイズは、いろいろですが・・・50MBを送ることができるプロバイダーはないと思います。
とりあえず、「送信トレイ」に残っていた、メールを削除しました。
添付されていたファイルは、pdfの資料のようでした。このファイルは、どこにありますか、と尋ねると・・・公的機関のサイトからダウンロードしたとのこと。
そのサイトを拝見すると、該当資料がダウンロードできるようになっていました。
それであれば、メールで資料そのものを添付ファイルで送るのではなくて、ダウンロードできるサイトのアドレス、ダウンロードの方法を記載して送り、相手のかたに資料をダウンロードしてもらえば、同じファイルを保有することができます。
ネット利用料金が、従量制(ダイアルアップ接続)だったころは、少しでもネット接続時間を短くするために、メールの添付ファイルを送付する際は、ファイルサイズが大きくないか注意し、少しでも小さくするために圧縮して送付したものですが・・・現在は常時接続が一般的になったので、あまりメールの添付ファイルサイズに気を使わなくなってしまいましたね。
よく、スマホやデジカメなどで撮った写真を、メールで添付して送る場合・・・最近のスマホ、デジカメは画素数が大きいので一枚のファイルサイズもとても大きくなっています。それらを数枚メールに添付しただけで、プロバイダーの送信ファイルサイズオーバーしてしまい、送信できないこともあります。
ちなみに、どらともの利用しているプロバイダーは、メールソフトからメールを送る場合は、最大10MBまでとなっています。ただしWebメールを使った場合は、100MBまで送信可能です。ただし、100MBの添付ファイルのメールを送れたとしても、受け取る側のメールサーバーの空き容量や、受信にかかる時間など相手側に迷惑がかかってしまう場合もありますので、事前に相手側に確認する必要があります。
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