それでメーカー修理を断り、どらともへの依頼となったそうです。想像ですが、メーカー修理の場合、落雷などで故障が発生した場合は、ＬＡＮポート以外の部品・・・ハードディスクや光学ドライブ、テレビチューナーカードなどが故障していなくても、落雷によりダメージがあるかもしれないということで、マザーボード含めて全部交換することを考えていて、この値段になったのかもしれません。
インターネット以外の機能(テレビ視聴も含めて）は全く異常がないとのことでした。また、モデムが壊れているかもしれないので、交換してもらったそうですが、状況は変わらなかったそうです。
デスクトップパソコンなので、壊れたオンボードのＬＡＮポートは諦めて、空いているＰＣＩスロットに、ＬＡＮボードをさして、インターネット接続をすることをご提案しました。
事務所にデスクトップパソコンを持ってきてもらいました。確認すると確かにオンボードのＬＡＮポートにＬＡＮケーブルをさしてもアクセスランプが点滅しません。もちろん、インターネットにも繋がらないし、ルーターとも繋がっていません。間違いなくＬＡＮポートが壊れています。
拡張スロットを確認してみると、３つあるうちの、一つがモデム、一つがテレビチューナーに使用されていますが、一つ空きがありました。ここにＰＣＩのＬＡＮボードを取り付ければ完成・・・ということで、本体のカバーを開けました。
うん
テレビチューナーが内部ではスロット２つ分を占有していて追加スペースがありません。したがってＬＡＮボードを追加することができません。
ＰＣＩのＬＡＮボード追加は諦めて、カバーを元に戻しました。
このデスクトップパソコンには、カードバススロットが２個ついていたので・・・カードバスタイプのＬＡＮカードをさしてインターネット接続することに変更しました。お客様に確認したところ、方法は問わない、とにかくインターネットに繋がるようにして欲しいとのことで了解を得ました。
近くの電気屋でカードバスタイプのＬＡＮカードを購入してきて、早速ドライバーをインストール。（最近はカードバスタイプのＬＡＮカードはあまり売っていないんですね。）
ＬＡＮケーブルを接続し、確認してみると・・・無事にインターネットに接続できました。
雷の時、パソコンへの電源コード、テレビアンテナケーブルは外したのですが、ＬＡＮケーブルは外していなかったそうです。近くで雷が鳴り出したら、パソコンの電源コードだけでなく、ＬＡＮケーブルも抜くことを忘れないでくださいね。
