LX70については、画面が映らない、画面が点滅する、画面がちらつく・・・など画面表示についての障害がほとんどです。ただしこの現象については、液晶パネルや、インバーター回路の障害でも同様の症状となりますので、電源ユニットが原因でない場合もあり得ますので、注意が必要です。
上が2次側回路の写真ですが・・・画面が点かない・ちらつく・点滅するなどの現象で修理を行った電源ユニットの全てがC70(680μ/35V)・C71(330μ/35V)の両方またはどちらかが液漏れや頭部膨張していました。
液漏れ・頭部膨張したコンデンサーの例
このC70・C71は、24Vの液晶パネル用電源回路の平滑用電解コンデンサーなので、故障してしまうと、液晶パネルに正常な電源を供給できないために、ちらつきや点滅などの症状となるようです。
このC70・C71を交換すれば現象は直るのですが、他にも今後液漏れや頭部膨張など故障が予測される電解コンデンサーも含めて、どらともサポートでは日本メーカー製の低ESR電解コンデンサーに交換を行っています。
T90シリーズ・TX90・TX70シリーズ・LX70シリーズの液晶一体型パソコンの電源ユニット引き取り修理につきましては、筐体が大きいこと・輸送による液晶パネルへのダメージなどを考慮して、お客様のほうで電源ユニットを取り外して送付していただき、どらともで修理・テストを行いご返却・・・お客様で電源ユニットを取り付けていただき、パソコン本体の動作確認をしていただいております。
事前にメールにて状況をお知らせいただき、電源ユニットの障害であると判断できれば、引き取り修理対応をさせていただきます。
なお、お問い合わせは support@doratomo.net までお願い致します。
コメント一覧
管理人
山本徹
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事