パソコンは、ノートのLavie NS750/Bです。
ログイン画面まで出るのですが、ログインパスワードを入力できない･･･とのことでした。
キーボードの故障も考えられますが･･･全くディスクアクセスもしていないようなので、電源ボタンを長押しして、強制終了しました。
改めて電源ボタンを押すと･･･ログインパスワードを入力でき、次へ進みました。
かなり待って、デスクトップ画面が表示されてきました。操作してみてちょっと違和感が･･･うん？OSがWindows8.1です
ちょっと前のブログでも書いたのですが･･･Windows8.1は1月にマイクロソフトのサポートが終了してしまっているので、使い続けるのはセキュリティ的にリスクがありますので、Windows10へアップグレードする必要があります。
いつもスマホやタブレットを使っていて、ずっとパソコンは使っていなかったそうです。そのため今までWindows8.1のままだったようです。
あと、操作しているとやはり動作がもっさりしています。
仕様を確認してみると･･･Corei7-5500U、メモリー8GB、SSHD(1TB)、タッチパネルというスペックです。
結構ハイスペックで、HDDでなくSSHD（ハイブリッドHDD）なのですが、やはり基本はHDDなので、スペック的に限界なのかのしれません。
タスクマネージャーで確認してみても、ディスクの使用率が100%でずっと貼り付いています。
お客様には、Windows10へのアップグレードが必要であること、動作を速くしたいのであれば、SSHDをSSD（半導体ディスク）へ換装することをお伝えし、どちらも実施することになりました。
まず、SSD(1TB)への換装を行いました。
このパソコンは、背面のキーボード固定ネジ（4ケ）を外してから、キーボードを取り外すと、ディスクにアクセスできます。
いつものようにCrucial のMX500(1TB)を使用しました。前回のSSD換装では、CrucialのSSDから起動することができなかった（相性？）のですが、今回は全く問題なく換装後、Windows8.1で起動できました。
SSDになり高速で動作するようになってから、Windows10へのアップグレードを行いました。今回は、何の問題も無くアップグレードが完了しました。
WindowsUpdateやメーカーUpdateを通して、一般動作に問題ありませんでしたので、ご返却いたしました。
まだWindows8.1のOSを使用しているユーザーは、マイクロソフトのサポートがすでに終了してしまっているので、Windows10へアップグレード（2025年10月でサポート終了）するか、Windows11のパソコンに乗り換える必要があります。Windows8.1のパソコンでも、8.1後期のパソコンであればWindows11へのアップグレード要件を満たしている機種もあります。その場合はWindows8.1→Windows11へのアップグレードが可能です。
どちらへアップグレード（Win10、Win11)するにしても、メモリーの増設やディスクのSSD化なども行わないと、動作が遅くなってしまう可能性があります。パソコンの買い替えか、アップグレードしてパーツをスペックアップするか悩ましいところですね。
