パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

Windows10更新できない・・・ディスクの空き容量不足

Windows10の更新通知がくるがエラーで更新できない・・・ということで、お伺いしました。

デスクトップパソコンです。

電源を入れると・・・Windows10が起動してきて、暫くするとWindows10更新のメッセージが出てきました。
更新を実行すると・・・PCの空きディスク領域を増やしてください。必要な領域は8GB・・・と表示されて進めません。

ディスクの空きを調べてみると・・・確かにCドライブは5GBしか空きがありませんでした。
というかディスクの割り振りを確認してみると・・・CとDドライブがあり、どちらも40GB程度の容量でした。
Cが空きが5GB、Dは30GB程度空いていました。
CとDの容量からすると・・・ディスクの容量は100GB程度みたいです。SSDではないみたいなので
容量が小さいなと感じましたが・・・お客様は中古で買ったパソコンということで納得しました。

もとはWindows7のパソコンをWindows10にアップグレードしたパソコンを購入されたようです。
Windows7のころのパソコンだとディスクの容量が100GB程度の機種もあったと思います。

とりあえず、どうするかということですが・・・

現状はC40GBのうち、空きが5GB。D40GBのうち、空きが30GBです。

「ディスクのクリーンアップ」を確認してみましたが、「システムファイルのクリーンアップ」を含めても
1.5GB程度しかCドライブの空き容量を増やすことができません。

そうすると・・・以下の方法になります。

(方法1)
 Dドライブの空きが30GBあるので、パーティション編集ソフトを使用して、Dの空きの例えば20GBをCドライブに割り振る。
結果Cドライブの総容量が60GB(空きは25GB)、Dドライブの総容量が20GB(空きは10GB)となります。
これでCの空きが十分かは、わかりませんが・・・Windows10の更新は可能になります。

(方法2)
 方法1は、現状の100GBbのディスクのCとDドライブの割り振りを変更するだけなので、ディスク容量不足を根本的に解決することにはなりません。
そこで、500GB前後のもっと容量の大きなディスクを用意して、クローンを作成し、その後CとDドライブの容量を拡張する方法が方法2です。
例えば、500GBのディスクでしたら、CとDドライブを250GBずつ割り振ることができ、空き容量が飛躍的に大きくできます。

どちらの方法も、事前にディスクのバックアップを取ってから行いますので、パソコンをお預かりする必要があります。
また方法2の場合は、ディスクの手配が発生しますし、費用的な問題もあります。

Windows10の更新ができないものの、使用できているので・・・お客様のほうで、どうするか検討していただくことになりました。

最近のパソコンだとハードディスク搭載機の場合、容量が数百GBから数TBと、よほど多量の動画などを保存しない限り、空き容量が少なくなることは、あまりないと思うのですが、ちょっと前のパソコンだと今回のパソコンのように元々のハードディスクの容量が小さく、使用しているうちに空き容量が少なくなってしまう場合があります。
また最近のパソコンでもSSD(ソリッドステートドライブ)を使用しているパソコンでは、ディスク容量が100GBよりも小さい機種もあります。

普段からお使いのパソコンのディスクの空き容量がどれくらいか、時々確認しておくとよいですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事