もしデータをゴミ箱からも削除してしまった場合は、復元ソフトなどを使って、ファイルの復元を行う必要があります。その場合は100%の復元は保証できません。
詳細をお聞きすると・・・以前インストールしたソフトを、デスクトップのアイコンをクリックして起動していたが、そのアイコンを間違って削除してしまった。ゴミ箱を確認したが、なかったそうです。
ソフトは、以前どらとものところへCDをお持ちになり、インストールした記憶がありました。その際に、そのソフトを起動するショートカットをデスクトップに作成した覚えがあります。
確かにそのショートカットは見当たりません。
パソコンの内部を確認してみると・・・そのソフトのプログラムフォルダーがあり、実行ファイルもありました。
どうも誤って削除したのは、ソフトを起動するショートカットアイコンなのかもしれません。
とりあえず、実行ファイルのショートカットをデスクトップに作成しました。
お客様も・・・このアイコンだった・・・とのこと。
ショートカットアイコンからソフトを起動してみると・・・無事にソフトが起動し、保存してあったデーターもそのままでした。
デスクトップ画面にはいろいろなアイコンが表示されていると思います。その中で「矢印」がついたアイコンは、ショートカットアイコンです。ショートカットはファイル・フォルダー本体ではなくて・・・ファイル本体がどこにあるかを書いたメモ・・・みたいなもので、簡単にそのフォルダーを開いたり、ソフトを実行できるようにするためのメモです。
削除してしまっても本体は削除されることはありません。
逆に、デスクトップに「矢印」のついていないアイコンは、ショートカットではなくて、ファイルやフォルダー本体なので、これを削除してしまうと、本体が削除されてしまいます。(一部アイコンを除く)
パソコンを長い間使っていると・・・デスクトップ画面にアイコンが増えていき煩雑になっていきます。そんな時に整理しようと要らないアイコンを削除することがあるのですが・・・ショートカットでない本体を削除する場合は注意が必要です。
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