パソコンは、Windows10(Windows7からのアップグレード)のデスクトップ画面でした。
パソコンを起動して暫くすると・・・出ました。Windows10のメジャーアップデートをしようとしているのですが・・・空き容量が足りないので、アップデートができません、というメッセージでした。
ディスクの空き容量を調べてみると・・・2GB程度しか空いていません。元々のハードディスクの容量は250GBでした。今となっていはそれほど大きな容量ではありません。Windows10へのアップグレードを行うには、2GBの空きだと足りません。
根本的には、内蔵ディスクを容量の大きなものに替えると、Windows10へアップグレードでき、今まで通り使えるのですが、今回はパソコン内の写真や動画を外付けハードディスクに移してからパソコン内のデータを削除した後に、Windows10へのアップグレードを行うことになりました。
用意してあった外付けハードディスクは3TBの容量でした。十分な容量です。
移動するパソコン内の写真や動画の総容量は80GBでした。80GB空けば、Windows10へのアップグレードは可能になります。
ただ今後のことを考えると、パソコン内に保存した写真や動画は、定期的に外付けディスクへ移動して、パソコン内からは削除する運用になります。さらにバックアップのことを考えると、外付けディスクをまた別のディスクにコピーしておいた方が安心です。
80GBのデータの移動は結構時間がかかりました。こういうのはマメに定期的に、移動するファイルが少ないうちに行うと楽ですね。
これで、パソコンのディスクに80GB程度の空きができました。
改めて、Windows10へのアップグレードを実行しました。今度は順調に進んでいるようでした。
アップグレードには時間がかなりかかります(ネット環境やパソコンのスペックなどによりますが、1~4時間程度)ので、あとはお客様に状況を時々確認していただき、何か問題があればご連絡いただくことにさせていただきました。
その後特にご連絡がありませんでしたので、問題なくWindows10へアップグレードできたと思われます。
本来でしたら・・・パソコンの空き容量が少なくなってきた場合・・・内蔵ハードディスクを、大容量のものに交換し、さらにバックアップの意味で、外付けのハードディスクに大事なデータを保存しておくのがベストなのですが・・・今回はすでに3TBの外付けハードディスクをお客様が用意してあり、パソコン内の写真・動画を外付けディスクに移動してから、削除して欲しいとのご要望でしたので、そのようにしました。しかし前述のように、外付けディスクに移動した写真や動画は、そのディスク内にしかありませんので、もし外付けディスクが故障してしまった場合に、データを失ってしまう可能性もありますので、さらに外付けディスクのバックアップを考慮する必要があります。
さらに、内蔵ディスクを大容量化する場合は、ハードディスク(HDD)から半導体ディスク(SSD)にしたほうが、振動や衝撃につよくなりますし、動作も速くなります。まだSSDは割高ではありますが、500GBや1TBの容量のSSDであれば、それなりに価格も下がってきましたので、選択肢の一つになると思います。
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