SSDと言っても、いろいろな形状があり、一般的なのは2.5インチHDDと同形状(厳密には厚みが9.5mmと7mmで異なる場合有)の2.5インチSSDです。
デスクトップパソコンや、一般的なノートパソコンの換装を行う場合は、2.5インチSSDを使用します。3.5インチHDDの場合は、3.5インチへの変換を行います。
mSATA SSDは、2回ほど換装作業を行ったことがありますが、mSATAスロットにネジで固定するタイプです。少し前のノートパソコンで使用されていましたが、最近はほとんど見ることがなくなりました。
M.2 SSD M.2 SSDは最近の薄型のノートパソコンに使われるようになってきました。そのM.2 SSDも、SATA M.2 SSDとNVMe M.2 SSDの2つがあります。
今まで扱ってきたのは、SATA M.2 SSDばかりでした。前述のmSATA SSDとSATA M.2 SSDは、SATAに変換する基盤があり、実際に換装する場合は、SATAへの変換基盤を使用して、クローン作成装置に接続していました。
今回、SSDディスクの容量アップのため、換装のご依頼があったのですが・・・使われているSSDが、NVMe M.2 SSDでPCIeインターフェースのものでした。
気軽に、SATAへ変換する基盤を使えばいいやと思い、探しましたが・・・それらしいものは見つかりませんでした。
NVMe M.2 SSD(PCIe)をSATAに変換はできないみたいです。
USBへ変換する事はできるみたいなので、いつも使っているクローン作成装置(これDo台Pro Hi-Speed)を使用するのは諦めて、NVMe M.2 SSD(PCIe)をUSBに変換して、パソコンに接続して、いわゆるクローンアプリを使用して行う事にしました。
いろいろ悩みましたが・・・AOTECH AOK-M2NVME-U31G2を購入しました。
本体とはUSB-Cで、パソコンとはUSB-Aでつながります。USBケーブルや、分解用の精密ドライバーが入っています。
ネジ2個を外して、中の基盤を取り外します。
基盤にNVMe M.2 SSD(PCIe)を取り付けます。このSSDは、B&M Keyなのですが、NVMeタイプです。
(元のSSDがB&M Key NVMe M.2 SSDだったので、同じ形状のものを使用しました。基本的にNVMeタイプはM Keyですが、最近は混在しているみたいです)
あとは、逆の手順でケースに組み込みます。
USBケーブルでパソコンにつないで、認識できることを確認しました。
ただこのAOK-M2NVME-U31G2の説明で「本製品はUSB2.0ポートでの動作保証は致しません。必ずUSB3.1 Gen1(USB3.0)/USB3.1 Gen2ポートに接続して使用してください。USB2.0ポートに接続すると、電力不足により接続パソコン、本製品、SSDが故障する場合があります。」
と記載されていますので、USB2ポートにはささないほうが安心ですね。
実際のNVMe M.2 SSD(PCIe)の容量アップ換装作業については、別の機会にこちらのブログで紹介します。
(追記)NVMe M.2 SSD(PCIe)の変換機を探していたら・・・なんとNVMe M.2 SSDに対応したクローン作成装置がありました。
「これDo台 M.2 NVMe」です。でも、値段をみてビックリです。ちょっと手が出ません。
アイティプロテック AOK-M2NVME-U31G2 NVMe(PCI Express接続タイプ)M.2 SSDケース USB3.1Gen2接続対応 | |
アイティプロテック | |
アイティプロテック |
【国内正規代理店品】Western Digital WD Blue 内蔵SSD M.2-2280 3D NAND 採用 低消費電力 500GB NVMe WDS500G1B0C-EC | |
WESTERNDIGITAL | |
WESTERNDIGITAL |
センチュリー M.2 SSD(NVMe/SATA)&SATA HDD/SSD対応 HDDデータコピー/消去マシン 『これdo台 M.2 NVMe』 KD25/35M2NV | |
センチュリー | |
センチュリー |