Windows8.1のデスクトップパソコンで、突然メールが開かなくなったそうです。他のソフトも調べてみたら見積もりソフトやはがき作成ソフトも起動しないそうです。
とりあえず、WindowsLiveメールを起動してみると･･･データフォルダーが見つからない云々というメッセージが表示されます。そのメッセージを閉じると、今度は･･･メモリが足りません云々というメッセージが表示されてWindows Liveメールは起動してきません。
念のため、メールのデータフォルダーを確認してみると、ちゃんと存在し、中にはメールファイルもありました。
見積もりソフトやはがき作成ソフトは、起動してもカーソルがくるくる回っているだけで、そこから進みません。
IEは、動作しています。
気になったのは、セキュリティソフトのウィルスバスタークラウドが「保護を開始しています」の状態からずっとわからないことでした。パソコンのスペックにもよるのですが、たいていは数分たてば、「ウィルスバスタークラウドにより保護されています」の表示に切り替わるのですが･･･
いつもこのような状態ですか？と尋ねると･･･わからない、気にしたことがない･･･とのことでした。
念のため、再起動してもう一度、ウィルスバスターの起動を確認しましたが･･･ずっと「保護を開始しています」の状態から変わりませんでした。10分以上待っても、変化なしでしたので、まずセキュリティソフトがおかしくなってしまった可能性があるので、そこから対応することにしました。
ウィルスバスターのメイン画面も開けないので、登録情報がわからないのですが、お客様がきちんとシリアル番号や登録メールアドレスなどをメモしていたので、再インストールしてみることにしました。
「トレンドマイクロサポートツール」からアンインストールしました。
サイトから最新のウィルスバスタークラウドをダウンロードしてインストールしました。シリアル番号などの情報を入力して完了しました。
一旦パソコンを再起動して、確認してみました。今度は、比較的早くウィルスバスタークラウドの表示が「ウィルスバスタークラウドにより保護されています」になりました。
そして、Windows Liveメールを起動してみると･･･正常に起動してメールの受信が行われました。見積もりソフトとはがき作成ソフトも正常に起動し動作しました。
他のソフトの動作も問題なさそうでした。
何らかの原因で、セキュリティソフトの動作がおかしくなってしまい、いろいろなアプリの起動を妨げていたのかもしれませんね。
時々このブログでも書いていますが･･･セキュリティソフトの動作がおかしくなってしまうと、いろいろなソフトの起動やWindows自体の起動・動作にも影響を及ぼすことがあります。
