T90Kについては、画面が真っ黒になり、パソコンやテレビは動作している現象になることもあり、その場合は電源ユニットの電解コンデンサーの故障のほかに、液晶パネル側の故障の場合もあります。
電源が入らない場合は、たいていは電源ユニットの電解コンデンサーの故障が原因なのですが、まれに電源ユニット内の半導体などの他の箇所の故障やマザーボード側の故障もあります。
事前にお客様のほうで、電源ユニットの内部をご確認くださり電解コンデンサーの頭部膨張を確認してありますので、今回はまず電源ユニットの故障で間違いないです。
届いた電源ユニットの電源出力を確認してみると・・・全く電圧が出力されていません。
では内部の確認です。
やはり起動用の電解コンデンサーが3個すべて頭部膨張しています。さらに液晶用24V用コンデンサー2個のうち1個が膨張していました。
全部で11個の電解コンデンサーを日本メーカー製の低ESR長寿命品に交換しました。
検証用のT90Kに修理完了した電源ユニットを接続して、問題なく電源が入り起動することを確認、さらに負荷テストを行い問題ありませんでしたので、ご返却です。
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