現在は、光回線が一般的になっていますが、以前お伺いしたお客様でADSL回線をご利用のかたもいらっしゃいました。
もちろんNTT以外の他者回線サービスでは、まだADSLが利用できるサービスもありますが、いずれADSL回線は終了すると思われますので、乗り換えが必要になってきます。
どらとものネット環境は、最初はいわゆるモデムでのダイアルアップによるネット接続でした。
まだ当時は従量制でしたので、メールなどを書いてネットに接続して送信し、メールチェックが終ったらネット接続を切るといった使い方でした。
その後テレホーダイという、午後11時から翌8時までの間、特定電話番号への通信が定額で利用できるサービスが始まりました。もちろん利用して、午後11時になるのを待ってネットにダイアルアップ接続していたのを覚えています。
その後ISDNサービスが開始し、すぐに利用しました。速度は基本的に64kbpsなのですが、定額制(どれだけネットを利用しても定額)というのが画期的でした。
その後にADSLサービスが始まりました。こちらはISDNと違って、回線速度は速くなるのですが、電話局(回線設備局)からの距離によって速度も変わるので、よく回線速度チェックアプリでチェックしていた覚えがあります。
暫くして光回線が普及してきて、ADSLからフレッツ光回線に変更しました。確か速度は理論値で100Mbpsだったと思いますが、ADSLより速くなり、動画閲覧も全く問題なくなったように思います。
ちょっと話がそれてしまいましたが・・・現在ADSLを利用していて、将来的にはサービスが終了してしまうユーザーは、いずれADSLから他の回線に取り換えなければなりません。
現在では、光回線・ケーブルテレビ・モバイルルーターの利用・ホームルーターの利用などがあります。
光回線は光ケーブルを利用した回線で、現在は主流となっています。ADSLからの乗り換えの場合は、光回線を新たに引く必要があり工事が発生します。
ケーブルテレビ会社も本来のテレビ放送とセットでインターネット回線のサービスも行っているところが多いです。現在、ケーブルテレビでテレビ視聴している場合は、インターネットもセットにすると、割安になることがあります。
モバイルルーターは、持ち運び可能なWifiルーターで、自宅だけでなく持ち運べば外出先でもインターネット接続が可能となります。工事は不要です。
契約会社やコースにもよりますが、一ケ月の利用容量(ギガ数)制限がある場合もあります。
ホームルーターは最近流行ってきましたが、自宅に設置して工事不要で利用できます。光回線などと異なり、ケーブルを自宅まで引っ張るのではなく回線会社からの電波を受けて、Wifiに変換します。モバイルルーターの自宅固定版のような感じですが、こちらもは基本的にデーター量無制限に利用できるようですが、一定期間内に大量のデータ使用があると、速度低下などの制限がかかる場合があるみたいです。あと、実際に使用する場所で、回線会社からの電波が強く届くか事前に確認する必要があります。以前ホームルーターに替えたお客様が・・・自宅でインターネットにつながらないということでお伺いすると・・・回線会社からの電波が弱く不安定な状態でした。念のため契約したお店へ機器を持って行って確認したら、そのお店では問題なくネットにつながるのですが、自宅ではやはり回線会社からの電波が弱く使えませんでした。結局ホームルーターを諦めて、光回線を引きました。
長い間利用していたADSLサービス・・・光回線が主流になった今、サービス終了は仕方ないのですが・・・ちょっと寂しいですね。
