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SSD(半導体ディスク)のデメリット?

こちらのブログでもよく・・・動作の遅いパソコンのHDD(ハードディスク)をSSD(半導体ディスク)に換装することで、動作が速くなったという記事を書いています。
SSDのメリットは、
・処理が速いので、システム起動やソフトの起動が速くなる。
・可動部がないので、衝撃や振動などによる故障リスクが低い。音が静か。

逆にSSDのデメリットは
・容量あたりの価格が高い→以前よりは、HDDとの価格差も小さくなってきたように思います。
・故障した場合のデータ取出しが困難。故障の兆候がわかりにくい。

SSDは、フラッシュメモリーを使用しています。データはセルに区切られて保存されます。セルの書き込み回数には限界があり、できるだけ全ての領域のセルを均等に使用するようにデータを分散して書き込みます。そのため、一つのチップが故障すると、分散したデータを読み取るのが難しくなってしまいます。
さらに・・・HDDだと故障の前に異音やエラーが表示されて、なんとなく故障の前兆がわかったり、軽症の状態ではデータの取り出しができることが結構あります。
しかし、SSDの場合は、壊れる直前まで異音がしたり、エラーが表示されることは少なく、突然パソコンが起動しなくなる、データが全く読めなくなるといった現象になることが多いです。なので、故障してしまうと復旧やデータの取り出しが困難になってしまいます。
では、どうやって事前に故障を予測するか・・・というと、そのようなアプリを使用することになります。
どらともは、「CrystalDiskInfo」でHDDやSSDの状態を確認します。
どらとものメインパソコンのSSDをCrystalDiskInfoで調べると・・・


なんと98%になっています。他のパソコンのSSDはどれも100%なのですが・・・
このSSDは定期的にチェックして、残り寿命がさらに減少していくようだったら、タイミングを見て新しいSSDへ交換しないといけませんね。

世の中・・・メリットだけあってデメリットのないものは・・・ありませんよね。
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