パソコンは、Vaio VPCS139FJ(Windows7)でした。
起動したり、いろいろ操作してみましたが、現象は確認できませんでした。
お客様が現象が発生したときの写真を撮っていらっしゃたので、拝見しました。
1枚は、ディスクがみつかりませんというエラーでした。もう一1枚は、ブルーバック画面でディスクエラー云々のメッセージでした。
Windowsが起動しているので、ディスクのチェックソフトで確認してみると・・・
セクターエラーが発生しており、「注意」状態です。一連のエラーもこれが原因と思われます。
お客様とご相談して、ハードディスクを新品に交換しクローン化することになりました。
元々のハードディスクは、500GBの非AFTタイプのものでした。最近は大容量のディスクはAFTタイプが主流になってきていますが、非AFTタイプのディスクを使用しているのであれば、クローンも非AFTディスクを使用したほうが、変な問題が発生する可能性が低くなると思っています。
ただ非AFTのディスクは、岐阜市内ではなかなか入手しにくくなってきており・・・以前ネットで購入したのですが、なんと新品なのにセクターエラーがあり、うまくクローンディスクが作成できなかったことがありました。
そんな中近くのパソコン屋さんで、2.5インチの非AFTディスクを扱っているのを以前見つけたのを思い出し、行ってみました。
すると・・・640GBの非AFTディスクが残り1個でしたが、ありました!
まあ、容量が500GB→640GBとなりますが、大きくなる分には問題ありません。
ハードディスクの取り外しは、Vaioの中では比較的簡単でした。
底面2か所のネジを外します。
ハードディスクが見えるので、3か所のネジを外せば、取り出しできます。
さっそく、デュプリケーターでクローンディスクを作成しました。
新しいクローンディスクを取り付けて、問題なく起動動作することを確認しました。
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ハードディスクの容量が500GB→640GBと増えましたので、パーティション編集ソフトで増えた分をCドライブに割り振りました。
またディスクの容量以外にも、バッファサイズが8MB→16MB、回転数5400RPM→7200RPMと高速化されていますので、多少パソコンの動作も速くなるかもしれませんね。
今回のハードディスクは、使用時間が16,000時間を超えていましたが・・・使用環境にもよりますが、使用時間が10,000時間を超えるとセクターエラーなどの故障が発生しやすくなってきます。
パソコンを使っていて、動作が急に遅くなった、突然フリーズする、変なエラーが表示されるなどの現象が出てきたら、ハードディスクの故障の可能性もあります。
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