いろいろ状況をお聞きすると、まさにWindows10へのアップグレード中の感じでした。仕事で使っているのでWindows7にしたいとのことでしたが、アップグレード中に強制的に電源を切ってしまうと、パソコン自体が起動しなくなる可能性があります。アップグレードには1~2時間程度かかりますので、そのままアップグレードを進めて、正常にWindows10にしてから、Windows7に戻すことにして、アップグレードが完了したら改めてご連絡いただくようにお願いしました。
暫くしてアップグレードが完了したとご連絡がありましたので、お伺いしました。
状況的には、正常にWindows10にアップグレードできていました。
問題ないようなので、Windows7へ戻します。この元のOSへ戻す操作は、アップグレード後1ヶ月可能です。
戻し方の概略は
1.スタートメニューの「設定」をクリック
2.「更新とセキュリティ」をクリック
3.画面左のメニューの「回復」をクリック
4.「Windows7に戻す」という項目の「開始する」をクリック
5.バージョンを戻す理由を尋ねられるので、該当するものを選択して「次へ」をクリック
6.いくつかの確認項目が表示されますので確認し「次へ」をクリック
7.「Windows7に戻す」をクリック
これでWindows7への復元が始まります。復元が完了して再びWindows7が起動するまでに、機種の性能にもよりますが、10分~30分くらいかかります。
詳細の手順は、ネットで検索するといろいろ紹介されていますので参照してください。
今回は15分程度で復元できました。その後いろいろ操作していただきましたが、元通りに戻っていることをご確認いただきました。
Windows10は、Windows7とWindows8.1の両方の要素を取り入れた感じのOSです。Windows7とは操作感が異なりますが、Windows8.1と比べるとそれほど違和感ないかもしれません。スタートボタンの復活はうれしいですね。
Windows10自体は、悪くないOSなのですが、Windows7やWindows8.1からアップグレードする場合には、アプリやドライバーなど対応していないことがあるので、そのようなことが発生しても対処できるユーザーであれば、Windows10にするのもよいと思います。
「無償アップグレード」という言葉につられて、Windows10をよくわからずにアップグレードしても、結局元のOSに戻すことになってしまいます。
最近は、最初からOSがWindows10のパソコンも販売されてきています。このようなパソコンであれば、アプリやドライバーの対応の心配をする必要がありませんね。
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