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AH45/U Windows8.1→Windows10へアップグレード、SSD換装

時々パソコン教室で事務所へいらっしゃるお客様から・・・Windows8.1→Windows10へのアップグレードとディスクのHDD→SSD換装のご依頼をいただきました。

パソコンは、Fujitsu AH45/U、Corei3-5005U 2.00GHz、メモリー4GB、1TB HDD、Windows8.1(64bit)というスペックです。Windows10にするのであれば、メモリーを8GBにしたいところですが、今回はWindows10へのアップグレードと、SSD(半導体ディスク500GB)への換装を行うことになりました。

Windowsのアップグレードと、SSDへの換装、それもHDDより容量の小さいSSDへの換装の場合、少し時間はかかりますが・・・どらともは以下の手順で行います。
1.同容量のSSD(またはHDD)へ、クローンディスクを作成します。
2.作成したクローンディスクを、パーティション編集アプリを使用して、SSDの容量(今回は500GB)へ収まるように、パーティションの編集を行います。
3.パーティション編集の終ったクローンディスクを親にして、SSD(今回は500GB)へクローン作成します。
4.できあがったSSDをパソコンに取り付け、Windows(今回は8.1)が起動してくることを確認します。
5.一般動作が問題ないようであれば、お客様のパソコンにパーティション編集アプリ(フリー)を入れて、未割り当て領域がないようにパーティション操作を行います。ここまでで、ディスクがSSD(500GB)のWindows8.1の状態になります。問題なければ、パーティション編集アプリをアンインストールします。
6.Windows10(22H2)のインストールメディア(USBメモリ)を使用して、Windows10へのアップグレードを行います。ディスクがSSDなのでアップグレードにかかる時間も短縮できます。

この方法だと、時間がかかりますが・・・最初の元HDDは、そのままの状態(パソコンをお預かりする時点)なので、何かトラブルが発生しても、最悪元のHDDを付ければ元の状態に戻せます。もし、トラブルが発生していろいろ検証したい場合は、上記2.のクローンディスクがあるので、失敗しても安心です。

今回のパソコンのディスク(HDD1TB)を取り外して、状態を確認してみたら・・・

なんとセクターエラーが発生していて、「注意」状態でした。でも「代替処理保留中のセクタ数」は、「1」だったので、なんとかなる感じでした。
使用時間も1万時間を超えたところでしたので、ディスク交換のよいタイミングだったかもしれません。
いつものように「これdo台 PRO HI-SPEED」でセクター単位のクローン作成を行いました。


しかし、いつもよりもコピーの速度が遅いです。2.5インチのHDD 1TBのクローンは、普通は3時間ちょっとで完了するのですが、なんか遅いです。セクターエラーのせいかなとも思いましたが、最初に「8」ケ所記録されただけで、後は普通にコピーしています。
原因はよくわからないのですが、5時間30分クローン作成(上記の1.の作業)でかかってしまいました。
1.でできたクローンディスクを調べてみましたが、問題なくクローンできていました。
あとは、2.~6.までの作業は、問題なく進みました。


Windows10へのアップグレードの際に、ディスク(HDD)をSSD(半導体ディスク)に替える場合は、上記のように結構時間がかかりますので、パソコンをお預かりしての作業になります。SSD換装を行わない場合、現状のディスクのままでアップグレードする場合でも、何かトラブルがあってはいけないので、現状のディスクのクローンディスクを作成してから、アップグレードを行うようにしており、やはりパソコンをお預かりしています。
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