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ネットでのハードディスク購入は注意が必要です

仕事柄・・・ハードディスクの交換作業はよく行います。パソコンが起動しない、フリーズするなどの原因の一つにハードディスクの故障があります。もちろん、完全に壊れてしまったら話は別ですが・・・一部読めないセクターがあり、起動できないような場合は、別のディスクにクローンを作成して、修復を行うことで、直ることが結構あります。

クローンディスクでいろいろ検証して、問題なく起動、動作することが確認出来たら・・・そのクローンを新品のハードディスクにクローンを作成して、取り付けて最終的に動作確認を行っています。

基本的に用意する新品のハードディスクは、近くのパソコンパーツを扱っているお店で購入します。ネットでもハードディスクは購入できるのですが・・・輸送途中の衝撃などによる故障が怖いので、お店購入です。

しかし、修理するパソコンで、少し前の機種は、ハードディスクに非AFT(512セクタ)のものが使われています。最近のハードディスクは、ほとんどがAFT(4Kセクタ)のもので、近くのお店では、非AFTタイプのハードディスクは置いてありません。

なので、非AFT(512セクタ)のハードディスクを入手したい場合は、ネットで購入します。

先日も1TBの非AFTタイプのハードディスクが欲しかったのですが・・・お店には当然置いてなく、ネットで探しましたが品薄のためか、数万円の値段です。いろいろ探すと「メーカーリファービッシュ品」で、適切な値段でありました。
リファービッシュ品は、初期不良などの理由で返品されたものを、再度検査・調整を行い販売できると判断されたものです。

手配しました。翌日には届き、早速クローン作製にとりかかると・・・ハードディスクからカコ~ン・カコ~ンと大きな音がして認識しません。暫く繰り返した後、止まってしまいました。
検証用パソコンにつないでみても、大きな音がして全く認識しません。フォーマットもできない状態です。

リファービッシュ品でも、検査調整を行ったものを出荷しているなずなので、輸送途中の振動や落下などで故障してしまったと思われます。大手通販サイトから購入したのですが・・・。なお、返品処理を行い、通販サイトへ着いた日のうちに返金処理が行われ、数日中に返金されました。

基本的に、非AFTのハードディスクが使用されていたら、非AFTのディスクに交換するのが、変なトラブルの心配もすくないので、そのようにしているのですが・・・いろいろ探していたら、なんとオークションで新品の同型番のディスクが、安く入手できました。やはり宅急便で送られてきたのですが、今回は全く問題ありませんでした。

ハードディスクをネットで購入する場合は、輸送よる故障のリスクも考慮しないといけないですね。
同じディスクでもSSDであれば、輸送途中の振動や落下による故障の心配も少ないので、ネットで購入してもこのような事が起きる可能性は低いと思います。
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