殺陣剣究その6
殺陣と武術の違いは草書と楷書の違いに似ていると思う。
武術の型は一見固く、一技法を丁寧に型に嵌めた動きが多いが
殺陣は流動的な動きで構成されている。
中には全く武術型の踏襲と思える技法もあるが、
概念としては「武踊振り付け」と解釈できる。
しかし、殺陣も意識の持ち方で武術型よりはるかに実践的になる。
殺陣の達人は後方からの「合図の掛け声」よりも気配で察知している。
心理的にも「演技の殺意」がまさに実感すれすれに感じて斬れる役者は
単に型通りに演武する武術研究生より、はるかに武術センスがあると思う。
実感のある殺陣を身に付ける演技者はそれなりに刀の持ち方にも理に合った
持ち方斬り方に習熟しているようだ。
「殺陣の中の武術性」を剣究するのが
私が追求する「士舞道」の課題でもあります。
殺陣と武術の違いは草書と楷書の違いに似ていると思う。
武術の型は一見固く、一技法を丁寧に型に嵌めた動きが多いが
殺陣は流動的な動きで構成されている。
中には全く武術型の踏襲と思える技法もあるが、
概念としては「武踊振り付け」と解釈できる。
しかし、殺陣も意識の持ち方で武術型よりはるかに実践的になる。
殺陣の達人は後方からの「合図の掛け声」よりも気配で察知している。
心理的にも「演技の殺意」がまさに実感すれすれに感じて斬れる役者は
単に型通りに演武する武術研究生より、はるかに武術センスがあると思う。
実感のある殺陣を身に付ける演技者はそれなりに刀の持ち方にも理に合った
持ち方斬り方に習熟しているようだ。
「殺陣の中の武術性」を剣究するのが
私が追求する「士舞道」の課題でもあります。