宮城教育大学演劇部活動日誌

宮城教育大学演劇部です。日々の稽古の様子や公演の情報をお届けします!本学での公演を中心に活発に活動しています。

「サンキチとミチル」公演レポート①

2014年10月09日 09時00分00秒 | 部員の活躍
こんにちは、宮教演劇部2年目の高橋です。
今回は、先月行った東松島市立野蒜小学校さんでの公演について報告します!

ちなみに「サンキチとミチル」は、小学校公演用に演出・成田がモーリス・メーテルリンクの
青い鳥」をヒントに書き上げた創作作品です。


時はさかのぼり2014年9月9日。
現場が東松島なだけあって、相当朝早い出発となりました。
部長と演出は先に現地へ。
荷物はトラックを手配していたので、手の空いているメンバーで積み込みをしました。

そして私たちは仙石線に乗り、代行バスに乗り換えて、東松島市の体育館におりたちました。

そう、舞台「サンキチとミチル」の会場は正真正銘体育館。
舞監たーずんを中心に事前に何度も小学校の先生と打ち合わせを重ね、入念に現地視察を行った結果…

見事、体育館を劇場へ変えることができました!

こちらの写真は仕込みの様子ですね。
装置は力仕事が多くて汗だくに。
照明も予想外なことが起こりましたが、機転をきかせて無事解決!
初めてのハコ、しかも体育館での仕込みなんて初めてのことばかりで大変でした。




照明は学芸会でおなじみのカラーチェンジャーをぐるぐる回す灯体を、
音響は学校から持ち込んだ機材を使用。
装置や小道具には卓球台や段ボールが使われています。
衣装も部室にあったあまり布や新聞紙を利用しています。

まさに手作りの舞台です。

各チーフを中心に、夏休み返上で
いっぱい考えて、一生懸命用意しました。


この日は仕込みにきっかけ合わせにゲネプロに…と怒涛な1日でしたね。
みんな指示だしやら作業やら長時間の練習でクタクタになりました。


さて、そんなクタクタななか、水面下ではある計画が進んでいました…。

それは、9月にお誕生日を迎える部員へのサプライズです!

この公演は現場が東松島だったので、部員みんなで現地の宿に1泊しました。
夜、宿にて開かれた「本番前日ミーティング」。
このミーティング、実は誕生日サプライズの布石なのでした。

今回お祝いしたのは、
ハタチになった音OPのベッキョムと、サンキチ役のなおくん。

ミーティング終了後、演出のジャクサが「どうしてもサンキチとミチルの長セリフが聞きたい」
と言い出すところからサプライズスタート。
戸惑うサンキチ役のなおくん(仕掛けられ人)と、緊張が走るミチル役の私(仕掛け人)…。
実際の長セリフを誕生日バージョンに言い直し、
みんなで用意していたプレゼントを渡して誕生日の2人を祝ったのでした。


部員みんな相当疲れていましたが、部員への誕生日サプライズは手を抜きませんよ!笑

2人に喜んでもらえてなによりです

サプライズのあとは、
次の日が本番だと緊張する暇もなく、みんなお布団に直行したのでした…。(続く)


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