模型の館@ジユウノツバサ

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京阪600形「放課後ティータイムトレイン」【りべんじ!・その2】

2013年01月25日 | 京阪HTTトレイン
 公約を大幅にブッちぎって現在クリア仕上げ中のHTTトレイン二代目。そろそろ記事の方も始めるとしましょう。

(写真1)

 このプラッツのキット、窓ガラスをハメ込み式にする透明パーツを新規製作したのが売りになっているワケですが、今回はあえて窓サッシごと鉄コレの流用品に差し替えます。
 標準色や今話題の一次車特急色風を作るのであれば、非常に有り難い新規パーツなんですが、如何せん「痛電車」という視点から評価すると厳しい。というよりは、理想に近づけない構造的な理由があるわけでして。

(図)

 グリーンマックス製のボディ部分は基本設計が古いので、金型の抜き勾配が強めに付いています。プラッツとしては素組できる設計にせざるを得ないので、新規の透明パーツは上図のような形になり、どうしてもスキ間が目立ってしまう。
加えて言えば、窓ガラスとサッシがツライチになっても、サッシとボディ表面の段差の大きさは解消できない。これではデカールのキャラクターの絵柄はどうしても崩れてしまう。特に奇数車右側面には唯のご尊顔が窓にかかる形でデカデカと鎮座ましますわけで、どうにも看過できんのです。

(写真2)

 これは初代HTTトレインにプラッツのデカールを重ね貼りしたものですが、こんな顔の律っちゃん嫌でしょ?という話です。ま~そういう観点で言えば『とれいん』誌作例で靴ずり等の段差を全部削り落としちゃったって選択は大いにアリだと思うんですね。

 具体的なガラスの選択については、ちょっと勿体ぶって次回のお楽しみにします。それでは。


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