えびみそのタイ冒険

2020年末にタイに移住し、自分と向き合う毎日を送る45歳の青年"えびみそ"の物語。

#4 趣味

2021-10-21 17:17:06 | 日記

一人暮らしをしているので、仕事以外にも趣味を持つ事は大切なことだと思っている。

時々一人でいることが辛くなる時もある。

自分は何者なのだろうかと、十代の頃のように悩む。

結局あの頃と、今の自分は何も変わらないのだ。

 

僕の現在の趣味は、読書。

自分が落ち着くことが出来るコーヒーショップを見つけ、そこでカフェラテを飲みながら、ひたすら読書をする。

何時間でも居られる。

気に入ったお店が見つけられない時には、スターバックスに入る。

ここでは、大きな当たりはないが、大きな外れもない。

もちろん、タイにもスタバはある。

近所のスタバはあまり好きではなく、ちょっと歩くが、先にあるショッピングモールのスタバへ行く。

そこはちょっとおしゃれだ。

この写真がそのスタバである。

エアコンも効いていて、快適だ。

 

もう一つの趣味は、大学院の勉強をすること。

僕は、今、働きながら大学院に通っていて、毎週課題図書を読み、提出している。

アメリカの大学なので、英語で授業を受けねばならず、更にここタイに住んでいるので、全てはオンラインだ。

卒業できれば修士号が取れるが、特にキャリアアップのためにやっている訳ではない。

あくまで趣味なのだ

英文を読み、エッセイ課題をアメリカに送る。

そういう趣味なのだ。

 

自分をキープするための。


#3 生きる目的

2021-10-21 16:51:00 | 日記
20代の頃は、真っ直ぐに生きていた。

自分が何も持っていないことは、分かっていた。
でも、真っ直ぐだった。
僕は、いつか欲しいものを掴み取ることができると信じていた。

努力は必要だ。
自分に経験をつけ、できることを増やし、磨かなければならない。
でも、できると思っていた。

自分に力をつけて、魅力的な男になれば、それはいつか手に入ると思っていた。
それがまだ足りないのだ。

目標がはっきりしていた。

僕の目標は、自分の人生や価値観を共有できる、最高のパートナーに巡り会うこと。
ただ、巡り会うだけではダメだ。
その人を振り向かせなければならない。

でも、不可能ではないと思っていた。
そして、いつかはそういう人と巡り会い、一緒になれると信じていた。

あれから20年以上が経った。

僕は成長した。
誰よりも努力した。

会社でも仕事の能力は高く、誰よりも筋が良かった。
物事の本質を捉えることができ、上司や会社からも信頼された。

人生経験を積んだ。
世界中を飛び回った。
英語だって話せる。
世界中に外国人の友達がいる。
お金だって稼げる。
大切なことが分かっている。

それが、あの時自分が思い描いたイメージだった。
そうなれれば、かっこいい。
きっと、運命の人も、僕を好きになってくれる。

でも、僕には小さな小さな危うさがあった。
弱さがあった。
そこに全てを奪われた。

僕は手に入れられなかった。
大切なものを、守れなかった。

してはいけない経験をしてしまった。

そこに幸せはなかった。

何もかもがしっくりいかなかった。
何故だかは分からない。
でも、我慢できなかったのだ。