海老名の美容外科・美容皮膚科|Uビューティクリニック・スタッフブログ

美容医療の現場で働くスタッフ一同によるブログです。日々の診療で感じたことやプライベートでのできごとなどを綴ります。

フォトフェイシャル

2008年12月23日 | どみんご
今日は人気急上昇中の治療メニューを紹介します。

『私の肌は、光で洗う』-目を奪われるキャッチフレーズですが、顔全体に光を照射して肌の若返りを目指すフォトフェイシャルという治療です。テレビなどのメディアでもたびたび紹介されているようなので、ご存じの方も多いかもしれません。

光の治療というと、『レーザー』治療を思い浮かべる方も多いでしょう。実際、いろいろな肌トラブルに対する治療として、ふつうはレーザーの方が治療効果も高く、また確実性も高いです。たとえば、メラニン性の色素性病変(いわゆる『シミ』など)に対してはQスイッチルビーレーザー(もしくはQスイッチアレキサンドライトレーザー)が『定番』で、生まれつきのアザ(太田母斑など)に対して健康保険が適用されているのもコレです。

では、なぜ、フォトフェイシャルなのか。単一波長の光をバシっと照射するレーザーに対し、フォトフェイシャルは幅広い波長(赤~赤外線あたりの波長)の光を使います。波長が幅広いので、さまざまなターゲット(メラニンとかヘモグロビンとか)に対して有効で、到達する皮膚の深さもさまざま。加齢に伴う肌トラブルもさまざまで、こうした肌トラブルをまとめて改善してくれる-これがフォトフェイシャルの特徴の一つです。

もうひとつの魅力はダウンタイムがほとんどないこと。照射後がやけどのようになるレーザー治療と比べて、はるかに『楽』に肌をきれいにできる点は大いなる魅力でしょう。1か月に1回くらい、エステに通う気分でだんだんと肌が若くきれいになっていく-このあたりが人気の秘密なのだろうと思います。

もちろん、デメリットもあります。『楽』であることの裏返しで、一回一回の照射の治療効果がマイルドであること。一回やっただけでは、人によっては何も変化が感じられないこともあります。お値段もそれなりなので-『肌にはやさしいけど、財布にはあまりやさしくない』-ちょっと贅沢な治療かもしれません。

それでも、エステに通うよりはずっとリーズナブルにずっと高い効果が得られるので、美肌を目指す方にとってコストパフォーマンスは十分に高いだろうと思います。

興味をお持ちいただけましたら、ぜひ、美容医療科を受診(予約046-233-8308)していただくか、美容医療科ホームページをご覧下さい。