11日の建国記念日に、両親が我が子のためにチケットを手配してくれたサーカスを見に行ってきました。
サーカスといえば、私がたしか9歳の時に連れて行ってもらった、ボリショイサーカスを鮮明に覚えています。私としては、その時の感動と興奮を記憶してくれることを期待しながら…。
今回は、カナダが生んだスーパーサーカス集団、シルク・ドゥ・ソレイユの「コルテオ」です。
勝手にイメージしていた、スピードとスリル満点というよりは、癒しとほのぼのが満ちあふれた、といった感じでした。
我が家は女の子2人なので、ピッタリだったかもしれません。
もちろん、アクロバットなパフォーマンスも随所にあり、5歳になる下の子は「すっごーーい!」を連発していました。
時折わかりにくい演目があると、要所要所で日本語の解説やアナウンスが入り、これがまた和ませてくれます。
前半の「ヘリウム・ダンス」っていう演目が特にそう。
「コルテオ」の主人公クラウン(道化師)が、小さな女の子(とゆーか実際は…あえて少女としましょう。)と登場、少女は3個か4個のバルーンに吊されたブランコ(?)に乗ってて、クラウンは少女の足を手のひらで弾ませるようにしてステージへ導いてくる。
少女は「コンニチハ」とかいいながら客席に舞い降りていく。で、客席から飛ばしてもらう時には「ワオ~」なんておどけてみせる。
円形のステージを取囲む会場全体が、風船に乗ってフワフワと浮かぶ少女を笑みを浮かべながらながら眺めていて、なごやかな空気が会場全体に流れている。
30分の休憩をはさんで約2時間半。
スリルとスピードもさることながら、驚愕とほのぼのといった夢とファンタジーが目一杯あふれるサーカスでした。
まだ公演は続くようですので、家族連れ、お孫さんサービスにおすすめですよ!