Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

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星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

【レポート】5月7日『百合と薔薇~ゲーテ・シュタイナー的植物観察への誘い』読書会

2018-05-09 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
今週から、もりとアートの学校の連続講座がはじまりました。

初日5月7日は、
午前が『百合と薔薇~ゲーテシュタイナー的植物観察への誘い』
午後は『薬草占星学講座~月と植物・自分の月を読む』
の2本立てでした。

いすれも、植物と深く対話するような講座。

●百合と薔薇
第1回目は、チューリップを観察するところからはじまります。
チューリップとタンポポの観察。
花のつくりや葉っぱの付き方にどんな違いがあるか。
実際に、チューリップを近所からいただいてきて、
みんなで触ったり、近くでよく見たりしました。

植物には六芒星や五芒星などの幾何学的な形を見ることができます。
百合と薔薇の中にあるその特徴をとらえるため、
葉っぱや花の形、平行脈の違いや網状脈の違い、
球根からチューリップが育つ様子と、
種子から発芽する植物育ち方などが語られていきます。

いつもは、こんなにじっくり見ないので、
驚きに満ちた時間です。

1回目に読む範囲は、まだまだゲーテやシュタイナーの語る、
独特な語り口は、それほど出てくることはありません。
自然科学の中で語られる植物の形態の基本的な話が主軸ですが、
その、基本的な、現代の科学で扱われているところを、
しっかりと知り、思い込みなく客観的に植物を見るだけでも、
世界は不思議に満ちていることが解ります。

この読書会をやると、大人も子供の用に、
え~すごい!という感動や発見があるのが、
本当に、素晴らしいといつも思います。

1章の最後の言葉の余韻に浸りながら、
次回へと続きます。

植物を見てごらん
それは大地に繋がれた蝶々。
蝶を見てごらん
それは宇宙によって解き放たれた植物。

その秘密が、徐々に明かされていきます。

つづく > 薬草占星学講座~月と植物・自分の月を読む~

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スピリチュアルファシリテーターの姿勢

2018-04-12 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
もりとアートの学校の講座やワークショップの中では、
ホリスティックな世界観を土台としています。
なかでも、人間を魂を持つ存在として見る視点は、
非常に重要となってきます。
そのポイントをまとめていますので、ご覧ください。

①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている

②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる


③自分の可能性は自分で探究していく事が出来る


スピリチュアル・ファシリテーターの姿勢③自分の可能性は自分で探究していくことができる

2018-04-03 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
さて、スピリチュアル。ファシリテーターの姿勢は、
今回の③で終了です。

①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている

②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる


が、これまでご紹介した2つです。
今回の最後は、

③自分の可能性は自分で探究していくことができる

です。

私はあまり人から教えられるのは好きではなく、
自分で試行錯誤するのが好きなタイプです。
人によって、タイプは違ったりしますが、
自分がいろいろと学んできた経験上、
自分で探究する、ということは、
だれもが大事にしたいポイントです。

***

アロマセラピストとして、
または、講座の講師などとして、
仕事をしてきました。

医者、セラピスト、先生、と言った役割は、
患者さんや生徒と対になります。
その時、医者や先生というのは、
相対的に「力を持っている側」になります。

パターナリズムという言葉があります。
。。。。。。。。。。。
(wikipedia)
パターナリズム

強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、
本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することをいう。
親が子供のためによかれと思ってすることから来ている。
日本語では家族主義、温情主義、父権主義、
中国語では家長式領導、溫情主義などと訳される。
語源はパトロンの語源となったラテン語の pater(パテル、父)である。
。。。。。。。。。。。

パターナリズムの場合、上記にあるように、
強い立場の人が弱立場の人に、
良くも悪くも干渉することになります。

結果として、弱い立場の人は、
強い立場の人に「力を預けてしまう」ことになります。
「力を手放してしまう」とも言えるでしょう。

医療や教育の場に関わらず、
日常的な様々な場面で、
そうしたことは普通に起きています。

親はよく「あなたのために言ってるんだから!」
って、言いますよね(笑)
そして、それ、ほんとに私のためか?
と思っても反発出来ないこともある。

だから、力を持つ側が、
そこに自覚的である必要があります。
力の乱用は、パワハラに繋がります。

***

治療家やマッサージセラピストの場合、
クライアントさんが、施術後に、
「先生、今日はどうでしたか?」って
聞く方も、かなりの割合でいらっしゃいます。

おそらく、ヒーリングなど、
あまり明瞭に効果が分かりにくいものも、
同じように聞く方が多いかもしれません。

その時に、どう伝えるか?
ということは、その人の良い変化の邪魔にならないようにするに、
どう伝えるべきかということには、細心の注意を払う必要があります。

力を奪わないように

エンパワーするように

そこは絶対的なラインであると思います。
そのラインを踏み越えないかどうかは、
「その役割において、力を持っている側」の
アウェアネスと責任になります。

(*申し添えておけば、もちろん自分の専門的な立場から、
相手が利益を得るようにパターナルな感じで、
介入することが、適切な場合もあります)

ここまで、私のセラピスト、または、
ファシリテーターとして、
「その場において力を持つ側」の視点で書きましたが、
自分が誰かから、セラピーを受けたり、
講座などを通して教えを受ける場合はどうでしょう。

学ぶ時は、先生を信頼して、
ある程度オープンでいたほうが吸収しやすいですし、
学ぶ人は、そういうスタンスでいることが多いでしょう。

それで良いと思います。

ただ、もしも、何か過剰に介入されたり、
力をそがれた感じがしたら、
それは立ち止まって大丈夫ですし、
自分をきちんと守ってよいのです。
そしてできれば質問したり、
違和感を伝えてみることも、
その場から離れることも大事です。

***

思い起こせば、私が学んできたものは、どんなジャンルにせよ、
自分の気づきを促し、高めてくれる系のワークが多く、
そのメソッドのバックグラウンドには、
上に述べた考え方が通底しています。

そういうものを選ぶに至ったのは、
最初に書いた自分の傾向性からだと思いますが、
これからは、自分の気づきに重きをおく教育方法のほうが、
主流となってくるはずです。

手法や技術的なものは、もちろんいろいろありますが、
それに優先して、結局は「自分の在り方」が
重要となってきます。

それが、先に述べた、

①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている

②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる


の2つになります。

そこが腑に落ちて理解されていれば、
方法は後からついてくるものです。

ということで、この③つは三位一体のものなのです。

(おわり)

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スピリチュアル・ファシリテーターの姿勢②個性の多様性・自立と調和

2018-03-27 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
もりとアートの学校で、大事にしていることは、
人を魂の存在として捉える、
ホリスティックな考え方です。

そのことを、
スピリチュアル・ファシリテーターの姿勢①人を魂の存在としてとらえること
に書きました。

①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
 計り知れない可能性を持っている


というのが、前回説明したポイントです。
そして、②は以下のようになります。

②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
 全体として調和することができる


どういう可能性があるか?ということに関しては、
みんなが同じ道を進むわけではなく、
その人の魂やパーソナリティの性質がどうであるか、
によって、多様な表現があるということです。

社会は、ある一定のやり方を押し付けてくることがあります。
そして、そこから逃れようと模索していく時、
何かいい道を見つけると、人にも勧めたくなる。

しかし、それは、自分の道であって、
他者は別の道を行くかもしれない。

人の生き方は、ひとりひとりが異なっています。
それは、あたりまえのことです。

しかし日本人は特に、「みんながやってるから」
「みんなが」という言葉をよく使います。
言葉を使わなくても、それが内在化して、
自分の言動が「みんな」に支配されている場合もある。

それは、ある種、安心感を感じることでもある。

自分の道を行くのに、
その安心から一歩踏み出さねばならないこともあるでしょう。
それが、魂の求めに従えるかの試練となることもあります。

一歩踏み出したところで、周囲はあなたの個性を認識し、
それぞれの違いの中に、
その人にしかない美徳を見出すのです。

森が、多様な植物、動物の共生の元、
調和して場を創っている様子から、
人間界も学ぶことができるでしょう。

***

多様性を見る視点として、
体質気質論のようなものや、
占星学などが参考になります。

しかし、それは絶対のものではなく、
あくまでも理論よりも、
そこに存在する人、エネルギーの
質感を感じとることに
重きを置くことが大切です。

茫洋とした見えない世界、
果てしなく広がる世界への地図として、
捉えるのが良いでしょう。

(つづく)

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スピリチュアル・ファシリテーターの姿勢①人を魂の存在としてとらえること

2018-03-26 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
私は、もともとはボディワーカーだったのですが、
今では、すっかり、植物療法か、
なんだかよくわからないけれど(笑)、
スピリチュアルなことをやる人になっています。

しかし、私の中では、人間に対峙していれば、
身体であろうが、魂であろうが、
それらが一体のものとして、
その人自身であるわけなので、
表裏一体という感覚でいます。

スピリチュアルなことをやっている、というよりは、
全体性、包括性、ホリスティックであることを、
意識しています。

人間の全体性を、非常に大雑把ですが、
ボデイ、マインド、スピリットと捉えた時に、
現在では、スピリットの存在が、
あまりきちんと一般に認知されていないので、
必然的に、そこについて知ってもらうところに
エネルギーを注がないといけないので、
スピリチュアルなことを中心にやる、
ということに、なってしまうわけです。

さて、表題のスピリチュアル・ファシリテーターですが、
これは、ハーバルタロット講座をやっている中から、
自分の中で生まれてきた言葉です。

人間を魂の存在として見て、
その魂とのつながりを強くすることを、
お手伝いしたり、促したりする役割が、
スピリチュアル・ファシリテーターです。

対人支援的なことをする時に、
とても重要なことは、
人間存在をどう見ているか、
という、人間観です。

私の講座の中で、ある程度まとまった形の講座内では、
土台となる価値観として、3つお伝えしています。
その一つ目が以下のようなことです。

「すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている」


現代では、物質主義的な考え方が主流にあり、
人間の場合、肉体を起点に考えます。

しかし、人間は物質だけの存在ではなく、
魂を持つ、ホリスティックな存在であり、
それをしっかりと感じることで、
人の魂にも働きかけることが可能になります。

タロットの場合は、人の相談事を聞くツールですが、
当たるかあたらないか?という話ではなく、

「いかにしたら、その人の魂の成長につながるか、
いかにしたら、本人が魂とのつながりを、
作ることができるか?」

という方向性で、
役立つことを考える必要があります。

こちらが一方的に何かを述べたり、
押し付けるのではなく、
自分で気づき、感じる力を、
サポートすることが重要なのです。

(つづく)

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あなたがいてもいなくても同じだ

2018-01-23 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
そんな風に言われたら凹みますよね。
でも、私たちは学校で、
そういう教育を受けてきていないか?
という話。

いくつか前の記事でも書きましたが、
スピリチュアリティ教育について本を読んだりしています。

今読んでいる本は『スピリチュアリティと教育』。
関連分野の9名の方の小論集です。


その中の、「大学全体の教養劇場化を目指して/上田紀行」の小論を読みました。
筆者は東京工業大学でリベラルアーツ教育に取り組む方。
参考サイト:リベラルアーツについて知る

読んでいてまず、そうそう!と思ったのがこれ。

「スピリチュアルな領域を扱うことがスピリチュアリティ教育とは限らない」

ということ。

扱う分野/教育そのものに分けて考えた時に、4つの領域ができます。

1.スピリチュアル領域を扱い、なおかつスピリチュアルな教育
2.スピリチュアル領域を扱うが、スピリチュアルでない教育
3.スピリチュアル領域を扱わないが、スピリチュアルな教育
4.スピリチュアル領域を扱い、スピリチュアルな教育

となる。ちょっとややこしいですね。
そして「スピリチュアル領域」と「スピリチュアルな教育」の
双方とも、定義ははっきりしていません。
「スピリチュアルな」なのかが曖昧なので、
「スピリチュアルではない教育とは何か?」
ということから検証しています。

大学の授業について。

大学教授の話は眠くなるとよく言いますね。
大学に限らずだと思いますが。
教える側が一方的に自分の思っていることを、
つらつらと話すだけ。

教員は、その背後から

「あなたたちがここにいてもいなくても、
世界は全く変化せず、同じように進んでいく」

というメタメッセージを送っていることになると考えられます。

大学に限らず、小学校の時から、
「これって、何のために勉強すんのかな?」
と思うことはありませんでしたでしょうか?

世界には、決まった答えがあり、
決まった流れがあり、自分が何をしようとそれは変わらない。
自分ではない誰かが動かしている世界…。

そういう感覚を持ってしまうわけですね。
そんなんは、どんな領域を扱っていても、
スピリチュアルな教育とは言えないということ。

   「あなたがいてもいなくても同じだ」
   というメッセージほど魂を傷つけるものはない。

   (大学全体の教養劇場化を目指して/上田紀行)

なるほど、そうですね~。

教育がそんなことでは社会はよくならんですね。
なんかやる気にならないな~。
という無気力は、魂が傷つけられているからなのかもな。

一方では、大学にだってちゃんと人を育てるという目線で、
スピリチュアリティ溢れる教育をしている先生だって、
たくさんいることと思います。

教える側が義務感(指導要領が決まってるとか)だったり、
学ぶ側も義務感(単位をとれればいいや的な)だと、
そういう構図に陥りやすいのかもしれません。

義務感ということは、自発的ではなく、
誰かから押し付けられてやっている感覚だと思いますので、
もし、めっちゃつまらない授業だったとしても、
受ける側が「なんでも吸収しよう、学びとってやろう」
という気概があれば、何からでも学べるのだとも思います。

しかし、伝える気のないつまらない授業ばかり聞かされていたら、
最初はやる気のある学生でも、
だんだんどうでもよくなって来たりするでしょうな。

というわけで、曖昧なスピリチュアルな教育って、
じゃあ、なんなのだろうか?について、
ここから一つ言えることとしては、
「人から力を奪う」「やる気をなくす」教育は、
スピリチュアルじゃないってことになりますかね。

教育に限らずですが、
「自分がいてもいなくても関係ない」
「自分が何かやっても世界は変わらない」
と、私たちは何かによって、
そう思い込まされていないか?
ということも常々意識したいものです。

最後に、映画監督のホドロフスキーの言葉を紹介します。

「きみがこの世で最も必要としているもの、
それを作りだすために君は生まれてきた」

そうだと思うよ。

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まっとうなこと

2017-12-05 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
これ、スフィンクス(自由だ)


これ、磐梯山。

さてさて、

今年の「星とアロマのヒーリング」、
今日が最終回です。

毎月、ひとつの惑星をテーマに行ってきました。
天体の話だけだと、自分からかけ離れてしまうので、
チャクラを主体としたヒーリングのお話も、
させていただきました。
自分の普段の生活に役立ててもらえるように。

午前は、猫魔ハウスの2階でやり、
午後は、いつものモトコーヒーさんで。

午前中は、ローフードの先生の森さんが、
ティラミスの試食を持ってきてくださり、
私のテキトーブレンド茶と共に、
休憩時間に味わいました。

これ、チーズも珈琲も使ってないなんて、
凄くない?という美味しさ。
この、クリエイティビティに感服です。

ランチは友人の美春さんが、
お餅をついてくれて、思いがけず、
豪勢なランチに。


つきたての餅。
大根、くるみ、白花豆あん、あんこ、納豆!
お餅のオンパレード。
柚子の味噌漬け、大根のサトウキビ酢づけ、
キュウリの何漬けかわすれたけど、うまかった!

柚子は2年間丸ごと味噌につけるそうで、
究極のスローフード。
福島県の古殿町のおばあちゃんに教わったそうな。

普通の食卓、特別なものじゃないよ、
って、美春さんは言うけれど、
こういう、まっとうなもの、
今の世の中とっても大事なのですね。

おい、食べモノの話だけかよ、
ということですが、そうです(笑)

講座の内容は、興味がある方は、
来年もあるので、是非おいでくださいませ。
星やエネルギーの話を、
まっとうにいたします。

こういう話は、不思議な話大好きな人が、
飛び付きがちなのですが、ワタクシ乙女座なので、
不思議なだけでは終わりません。

乙女座的には、現実的に使えるか使えないかなので。





今年最後なので、みなさん、ゆったりのんびり、
珈琲とスィーツいただいたり、おしゃべりしたり、
写真はないけど、磐梯山がよく見えるモトコーヒーさんです。


今日は、土星の外側の星たち「トランスサタニアン」がテーマでした。
いつも1つづつなのに、3つまとめてなので、精油がたくさん!


撮影班の恵子さん。


木星っぽいラテ。


木星っぽいライト。

毎回、通ってくれた皆さんありがとうございました~。
また来年。

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【読書会レポート】『百合と薔薇~ゲーテ・シュタイナー的自然観察への誘い』①と②

2017-11-08 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
10月から『百合と薔薇 ゲーテ・シュタイナー的自然観察への誘い』
の読書会をパイロット的にはじめました。

この本は、数学者でシュタイナーの人智学に造詣の深い丹羽敏雄先生の著書。
シュタイナー自身が書いた本は、なかなか難しくても、
丹羽先生の文章は、だいぶわかりやすい感じがします、私は。

『百合と薔薇』の前に『星々と木々』という、
惑星と樹木の関係を書いた本があるのですが、
先に、これを家族にプレゼントしたら「全然わからない」
と言われたのを思い出します。

私は、植物と天体、人体やエレメントに関することが、
惑星ごとによくまとまっていて、分かりやすい!って思ったのですが、
確かに、普通は人智学の基本的知識がないと読み解けないかも、
と思っていたら、その後に出版されたのが、この『百合と薔薇』が刊行されました。

最初は基本的な植物観察の話が、チューリップをじっくり見ることを通し、
やさしく語られているので、これを使って勉強会をやりたくなった次第。

--------------------------------------------

前置きはこのぐらいにして、
実際初めてみるとどうだったか…。

これが、面白い!
本を読みながら、必要なところを解説していきます。
第1章は、基本的な植物観察を、チューリップや
他の植物を比べながら展開していきます。


実際に庭に残っている花があまりないのですが、
チューリップに似たものを採ってきて、
葉っぱも何種類か採ってきて、
実際に植物を触っての観察もしてみました。


葉っぱもいろいろと比べてみました。

じっくりと観察すると、
そこには全く気付いていなかった自然界の神秘が姿を現します。

「植物は身近に在れど、こんな視点で見たことがなかった!」
「子ども達にも、こういうこと教えてあげたい」
など、みんなが子供のようにワクワクしてしまう状態に。

「飾っていた花の花弁を数えて、7枚あったけど、どうしてなのか考えてしまいました」
「庭の植物の葉っぱの葉脈を、じっくり観察してしまいました」
とか、植物を見る新しい視点が加わり、
疑問がわいて来たり、興味がわいて来たり。

そんな第1回目でした。





第2回目は、花の姿の中に人の心を見る、
というテーマで、花と感情のお話が出てきます。

それも、ただの印象だけではなく、
植物の形や振る舞いなどを、しっかりと観察し、導き出しいていくという、
ゲーテ・シュタイナー的な植物観察の神髄がだんだんと語られてきます。

1回目に輪をかけて、また、みんなでワクワクと驚きの時間となりました。

「植物が1人1人の人間に見えてきた」
「考えたことがない事ばかりで、新しい視点を持てた」
「感じたことを、言葉で表現することの大事さを感じた」
「花の意味や、存在感が自分に迫ってきた」
など、それぞれ素敵な感想をシェアしていただきました。

-----------------------------------------

世界は素敵な不思議なことで満ちている、
ということを、子どもの時に土台として感じることは、
とても重要なことなのではないかと感じます。

そうすると、自ずと自分の中から興味関心や問いがわいてきます。
教育って、そういうものじゃないかな。

つまり、現代に物質主義的世界観のみを土台とした教育では、
何かに閉じ込められた閉塞感は感じられても、
ワクワクも希望も感じられないのではないかと思うし、
人が健全に育たないのかなと思います。

もりとアートの学校では、自分の生きる世界を、
ちゃんと見ていけるような勉強会や講座を、
これから、もっとたくさんやって行きたいなと、
この読書会をやりながら、だんだんと強く思っています。
https://earthspiral.jp/






【講座レポート】Plant Medicineリトリート

2017-08-06 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
2017年8月4日~6日Plant Medicineリトリート

3日間のリトリート、植物との対話的観察を通して、
参加者の皆さんと、とても良い時間を過ごせました。

自然界をよく知ると、いかに自分の思い込みや理解不足があったかを思い知らされると同時に、
あまりの素晴らしいデザインに驚き、ワクワクします。

それにインスパイアされ、人の中の創造性が発動するという流れが、
やはりそこにあるのだなと感じさせてもらえました。

もりとアートをテーマに、いろいろ活動していますが、
参加者の皆さんとともに、静かにそのエッセンスに辿りつけたような3日間。

場をつくりホールドしてくれていたすべての存在に感謝です。


このリトリートでしか入らない森。もりぞうのガイドで。


タイマツバナの色と香り。3日間使うものをつくります。


タイマツバナコーディアルづくり。


朝のお散歩。


サンクチュアリにご挨拶。


ランチのハーブティー。


ランチの後のまったりタイム。


ハーブガーデンで見たゴールデンヤロウとタイマツバナ。


散策途中に見つけたキノコちゃん。




オオウバユリ。


2日目の晩御飯。


植物たちと対話の時間。






静かな良い時間が流れます。


私はタイマツバナを詳細に観察。


形の美しさを見出したり…。

最後は、自分が発見したこと、受取ったメッセージを形にして、
みんなでプレゼンをします。










お見送り。