うちの庭はヨモギ帝國です。
有用植物のヨモギ、出来るだけ残しておきたいのですが、
それだと他の植物を植える場所がなくなってしまいます…
というぐらい、ヨモギだらけ。
お茶用のも大分たまってきたし、薬用にはもっと後に採取するのがいいし、
今、刈り取ったのは、何か有効活用…と思って、思い切って草木染をすることに。
相模湖時代は、ラッキーなことにお隣さんが、染めと織りを本格的にやっている方だったので、
実際に、いろいろ実験しながら教えてもらいました。
雑草を使った雑草染め!とかいいながら、その時々でいろんなことをやっていました。
媒染剤もいろんな種類があったので、一つの植物で4種類ぐらいの色の変化を楽しめました。
ただ、一緒に遊んでいただけな感じですが、いろんなこと、
感覚で覚えていたりするので、今となっては、師匠と呼ばせていただきます。
ヨモギ染めはその時もやってるので、門前の小僧なんとかで、
さび釘に木酢液を入れて、酸化鉄をつくり、石灰を水に溶かして石灰媒染だけは、
自分でつくってみました。
生のヨモギも入れたのですが、乾燥したものが大量にあったので、
それを使用したためか、いつもよりも短時間で濃い目の染液が出来ました。
出来上がりはというと、こんな感じ。
石灰は置く時間が短かったせいか、薄い色しか出なかったので、
結局、みんな鉄媒染でやりました。
そして次の日…
剪定したアキグミ。どうしても、この葉っぱをただ捨てるのは…
という、気持ちがむくむく沸いてきて、また草木染をやることに。
ぐつぐつ煮ていても、いっこうにヨモギのように濃くなる気配がない…
半透明の黄色い液体なのです。
まあ、よくある黄色かなぁと思いながら、
アキグミは花も白だし、実は赤だけれど、そんな色出るわけないし…
と師匠がよくやっていた、植物からどんな色素があるかという予測をしてみたりして。
2~3回、葉っぱを出し入れして、ざるいっぱいぐらいしかに出さなかったので、
あまり、期待せずに、まずは石灰に。
黄色がでそうと思ったので、石灰でしつこく2~3回、入れたり出したりしてみたら、
だんだんと、赤みが出てくるではありませんか! ちょっと薄ピンク?
それを見ているうちに、酸化鉄でもやりたくなったので、
昨日仕込んでおいた酸化鉄を取り出すと、これもまた、昨日使った即席とは様子が違い、
真っ黒な液体になっていました。おお~。これでいいのか?
アキグミの染液に浸したシャツを、鉄媒染に入れてみると、
あ~ら不思議、なんと、紫&グレーの渋い色!!
ブラックベリーでやったときのような感動が!
出来た作品は、ちょっと紫が写真にうまく写らなかったのでなしですが、
すごく微妙な紫がかったグレーとなりました。
あとで、アキグミの残った葉っぱを染色用に枝から切り落としていたら、
枝が微妙に茶色というか赤というか、そういう色素が入ってるんだなと思いました。
自然界ってほんとに凄い。
染色やると、薬草とはまた違った側面から植物を見ることが出来るので
面白いです。色素も薬効があったりはするんですけどね。
これが、季節とか、媒染の加減とかで、また違った色になるかと思うと、
この、一期一会の色、とてもありがたい気分になります。
草木染、はまる。
ただ、媒染剤は地面に流しているので、環境負荷がどれぐらいだろか?
というのが、ただいまの懸案事項。
木灰とか明礬なども使ってみたいと思います。
それにしても、裏磐梯の植物って、色素成分も多かったりするかなぁ。
有用植物のヨモギ、出来るだけ残しておきたいのですが、
それだと他の植物を植える場所がなくなってしまいます…
というぐらい、ヨモギだらけ。
お茶用のも大分たまってきたし、薬用にはもっと後に採取するのがいいし、
今、刈り取ったのは、何か有効活用…と思って、思い切って草木染をすることに。
相模湖時代は、ラッキーなことにお隣さんが、染めと織りを本格的にやっている方だったので、
実際に、いろいろ実験しながら教えてもらいました。
雑草を使った雑草染め!とかいいながら、その時々でいろんなことをやっていました。
媒染剤もいろんな種類があったので、一つの植物で4種類ぐらいの色の変化を楽しめました。
ただ、一緒に遊んでいただけな感じですが、いろんなこと、
感覚で覚えていたりするので、今となっては、師匠と呼ばせていただきます。
ヨモギ染めはその時もやってるので、門前の小僧なんとかで、
さび釘に木酢液を入れて、酸化鉄をつくり、石灰を水に溶かして石灰媒染だけは、
自分でつくってみました。
生のヨモギも入れたのですが、乾燥したものが大量にあったので、
それを使用したためか、いつもよりも短時間で濃い目の染液が出来ました。
出来上がりはというと、こんな感じ。
石灰は置く時間が短かったせいか、薄い色しか出なかったので、
結局、みんな鉄媒染でやりました。
そして次の日…
剪定したアキグミ。どうしても、この葉っぱをただ捨てるのは…
という、気持ちがむくむく沸いてきて、また草木染をやることに。
ぐつぐつ煮ていても、いっこうにヨモギのように濃くなる気配がない…
半透明の黄色い液体なのです。
まあ、よくある黄色かなぁと思いながら、
アキグミは花も白だし、実は赤だけれど、そんな色出るわけないし…
と師匠がよくやっていた、植物からどんな色素があるかという予測をしてみたりして。
2~3回、葉っぱを出し入れして、ざるいっぱいぐらいしかに出さなかったので、
あまり、期待せずに、まずは石灰に。
黄色がでそうと思ったので、石灰でしつこく2~3回、入れたり出したりしてみたら、
だんだんと、赤みが出てくるではありませんか! ちょっと薄ピンク?
それを見ているうちに、酸化鉄でもやりたくなったので、
昨日仕込んでおいた酸化鉄を取り出すと、これもまた、昨日使った即席とは様子が違い、
真っ黒な液体になっていました。おお~。これでいいのか?
アキグミの染液に浸したシャツを、鉄媒染に入れてみると、
あ~ら不思議、なんと、紫&グレーの渋い色!!
ブラックベリーでやったときのような感動が!
出来た作品は、ちょっと紫が写真にうまく写らなかったのでなしですが、
すごく微妙な紫がかったグレーとなりました。
あとで、アキグミの残った葉っぱを染色用に枝から切り落としていたら、
枝が微妙に茶色というか赤というか、そういう色素が入ってるんだなと思いました。
自然界ってほんとに凄い。
染色やると、薬草とはまた違った側面から植物を見ることが出来るので
面白いです。色素も薬効があったりはするんですけどね。
これが、季節とか、媒染の加減とかで、また違った色になるかと思うと、
この、一期一会の色、とてもありがたい気分になります。
草木染、はまる。
ただ、媒染剤は地面に流しているので、環境負荷がどれぐらいだろか?
というのが、ただいまの懸案事項。
木灰とか明礬なども使ってみたいと思います。
それにしても、裏磐梯の植物って、色素成分も多かったりするかなぁ。
両方とも綺麗な色ですね。
>ブラックベリーでやったときのような感動が!
どんな色に染め上がるか、植物や媒染によって違うから面白いですね。
裏磐梯、行きたいです!!
染色って、なんかみんなテンション上がるよね。
なんでだろう。
アートマンでも是非、やってみたください。
>のんちゃん
アキグミは意外でした。
ほんとに、季節によっても違うだろうし、
出逢いが楽しいね。
できるだけ、処分しないといけないようなやつを使えたらなと思っています。
機会を見て、是非、きてください。
去年の藍染もとても楽しかったよ。