年末にシュタイナー学校の物理の授業で、
電気と磁気のことをやりました。
レポートを書かなければいけないので、
再度、ノートを見ながらいろいろ気になったことを調べてみて、
面白いことをメモ的に残しておきます。
授業は静電気の話からはじまりました。
タレスという人が琥珀をこすると帯電し、
静電気が発生することを発見したことから、
電気の授業ははじまりました。
それから雷の話があり、
静電気をつかったいろいろな実験をしました。
その後に、磁力について、
磁力と電力の関係などを見て、
電池や電球の発明のきっかけとなった
実験をみんなで見ていきました。
実験が楽しかったことだけ覚えていて、
理論があまり頭に残っていない自分に愕然(笑）
振り返ってみて思ったのは、
なんであれ、歴史を振り返ることは大事だなということ。
最初は、自然界に電気があるということを
人間は発見したという事だよね。
静電気や雷を見て。
それが電気というものだということがわかり、
それから実験を重ねて、電池や電球ができて、
私たちの生活にとり入れられていったわけだ。
ここで、ふと思ったのが、電気、というものの存在を知る前に、
あの現象をみて、昔の人はどう思ってたんだろうということ。
やっぱり、神様と関係あるとか思ってたのかな。
ウィキペディア先生によれば、
漢語の「電気」の「電」は雷の別名であり、いわば「電気」というのは「雷の素」といった意味になる。
(wikipedia電気より)
とか
電気について知識がなかったころにも、電気を発生させる魚類の電気ショックに気づいていた人々がいた。
紀元前2750年ごろの古代エジプトの文献にそういった魚を「ナイル川の雷神」とする記述があり、
全ての魚の守護神だと記している。
（同上）
とか。
あと電気を表わす英語、electricityはタレスが静電気を発見するに
一役買った琥珀のギリシャ語・elektronが語源になったそうです。
シュタイナー学校では6年生の理科の授業で、
電機や磁気をとりあげるそうです。
授業を担当された先生が言っていた
「身の回りにブラックボックスが多いと、
人間は病んでいきます」
という言葉が印象的でした。
自分の身の周りの自然や人間が創ったものについて、
ブラックボックスにならないような授業を、
学校ではしているみたいです。
それは、生きる力になります。
ここからは、私たち大人が考えるべき電気についての話。
上記の電気の歴史の話が、最近読んだ本に書かれたところに、
繋がっていったので、私の思いつき解釈ですが、書いておきます。
シュタイナーの残した自然科学的知見について言及した
『エーテルと生命力』で著者のエルンスト・マルティは、
電気・磁気・核力といった力は、それぞれ、
光エーテル、音エーテル、生命エーテルが
崩壊したり下位世界に押し込められたもの、
というようなことを言っています。
そしてさらに、シュタイナーは1911年に、
エーテルが堕落したそれらの諸力を、
人間が用いれば用いるほど地球は死体となる、と言っています。
実際に核力を使用したことでの汚染は、
核実験や原発事故のあったところに
残っているわけです。
発見した電気の力を、
私たちは様々に暮らしにとり入れ、
豊かな生活を手に入れましたが、
それもほどほどにしないといけないようです。
こうした物質世界にありながらも、物質的欲望に埋没せずに、
高次の認識を獲得していくという課題を
人間は突きつけられているようです。
堕落した光を、堕落の領域から、
どうしたら救い出せるのでしょうか。
そのためには、電気の本質を、
良く知る必要があります。
参考
電気の歴史
wikipedia 電気
雷のふしぎ[1/3]～雷のしくみと威力～
--------------------------------------------------------
【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。
2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。
＊詳細も随時アップいたします。
個人セッション・冬のリトリートは受付中。
メインウェブサイト Earth Spiral
もりとアートの学校
森の薬草使い塾／薬草占星学／ハーバルタロットなど。
Earth Spiralリトリートルーム
魂とつながるエクササイズ／ハーバルタロット／アート・オブ・タッチ
Instagram earthspiral.jp
Facebook pageEarth Spiral
Twitter earthspiral_jp
blog Earth Spiral
電気と磁気のことをやりました。
レポートを書かなければいけないので、
再度、ノートを見ながらいろいろ気になったことを調べてみて、
面白いことをメモ的に残しておきます。
授業は静電気の話からはじまりました。
タレスという人が琥珀をこすると帯電し、
静電気が発生することを発見したことから、
電気の授業ははじまりました。
それから雷の話があり、
静電気をつかったいろいろな実験をしました。
その後に、磁力について、
磁力と電力の関係などを見て、
電池や電球の発明のきっかけとなった
実験をみんなで見ていきました。
実験が楽しかったことだけ覚えていて、
理論があまり頭に残っていない自分に愕然(笑）
振り返ってみて思ったのは、
なんであれ、歴史を振り返ることは大事だなということ。
最初は、自然界に電気があるということを
人間は発見したという事だよね。
静電気や雷を見て。
それが電気というものだということがわかり、
それから実験を重ねて、電池や電球ができて、
私たちの生活にとり入れられていったわけだ。
ここで、ふと思ったのが、電気、というものの存在を知る前に、
あの現象をみて、昔の人はどう思ってたんだろうということ。
やっぱり、神様と関係あるとか思ってたのかな。
ウィキペディア先生によれば、
漢語の「電気」の「電」は雷の別名であり、いわば「電気」というのは「雷の素」といった意味になる。
(wikipedia電気より)
とか
電気について知識がなかったころにも、電気を発生させる魚類の電気ショックに気づいていた人々がいた。
紀元前2750年ごろの古代エジプトの文献にそういった魚を「ナイル川の雷神」とする記述があり、
全ての魚の守護神だと記している。
（同上）
とか。
あと電気を表わす英語、electricityはタレスが静電気を発見するに
一役買った琥珀のギリシャ語・elektronが語源になったそうです。
シュタイナー学校では6年生の理科の授業で、
電機や磁気をとりあげるそうです。
授業を担当された先生が言っていた
「身の回りにブラックボックスが多いと、
人間は病んでいきます」
という言葉が印象的でした。
自分の身の周りの自然や人間が創ったものについて、
ブラックボックスにならないような授業を、
学校ではしているみたいです。
それは、生きる力になります。
ここからは、私たち大人が考えるべき電気についての話。
上記の電気の歴史の話が、最近読んだ本に書かれたところに、
繋がっていったので、私の思いつき解釈ですが、書いておきます。
シュタイナーの残した自然科学的知見について言及した
『エーテルと生命力』で著者のエルンスト・マルティは、
電気・磁気・核力といった力は、それぞれ、
光エーテル、音エーテル、生命エーテルが
崩壊したり下位世界に押し込められたもの、
というようなことを言っています。
そしてさらに、シュタイナーは1911年に、
エーテルが堕落したそれらの諸力を、
人間が用いれば用いるほど地球は死体となる、と言っています。
実際に核力を使用したことでの汚染は、
核実験や原発事故のあったところに
残っているわけです。
発見した電気の力を、
私たちは様々に暮らしにとり入れ、
豊かな生活を手に入れましたが、
それもほどほどにしないといけないようです。
こうした物質世界にありながらも、物質的欲望に埋没せずに、
高次の認識を獲得していくという課題を
人間は突きつけられているようです。
堕落した光を、堕落の領域から、
どうしたら救い出せるのでしょうか。
そのためには、電気の本質を、
良く知る必要があります。
参考
電気の歴史
wikipedia 電気
雷のふしぎ[1/3]～雷のしくみと威力～
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パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
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2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。
＊詳細も随時アップいたします。
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