さて、スピリチュアル。ファシリテーターの姿勢は、
今回の③で終了です。
①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている
②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる
が、これまでご紹介した2つです。
今回の最後は、
③自分の可能性は自分で探究していくことができる
です。
私はあまり人から教えられるのは好きではなく、
自分で試行錯誤するのが好きなタイプです。
人によって、タイプは違ったりしますが、
自分がいろいろと学んできた経験上、
自分で探究する、ということは、
だれもが大事にしたいポイントです。
***
アロマセラピストとして、
または、講座の講師などとして、
仕事をしてきました。
医者、セラピスト、先生、と言った役割は、
患者さんや生徒と対になります。
その時、医者や先生というのは、
相対的に「力を持っている側」になります。
パターナリズムという言葉があります。
。。。。。。。。。。。
(wikipedia)
パターナリズム
強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、
本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することをいう。
親が子供のためによかれと思ってすることから来ている。
日本語では家族主義、温情主義、父権主義、
中国語では家長式領導、溫情主義などと訳される。
語源はパトロンの語源となったラテン語の pater(パテル、父)である。
。。。。。。。。。。。
パターナリズムの場合、上記にあるように、
強い立場の人が弱立場の人に、
良くも悪くも干渉することになります。
結果として、弱い立場の人は、
強い立場の人に「力を預けてしまう」ことになります。
「力を手放してしまう」とも言えるでしょう。
医療や教育の場に関わらず、
日常的な様々な場面で、
そうしたことは普通に起きています。
親はよく「あなたのために言ってるんだから!」
って、言いますよね(笑)
そして、それ、ほんとに私のためか?
と思っても反発出来ないこともある。
だから、力を持つ側が、
そこに自覚的である必要があります。
力の乱用は、パワハラに繋がります。
***
治療家やマッサージセラピストの場合、
クライアントさんが、施術後に、
「先生、今日はどうでしたか?」って
聞く方も、かなりの割合でいらっしゃいます。
おそらく、ヒーリングなど、
あまり明瞭に効果が分かりにくいものも、
同じように聞く方が多いかもしれません。
その時に、どう伝えるか?
ということは、その人の良い変化の邪魔にならないようにするに、
どう伝えるべきかということには、細心の注意を払う必要があります。
力を奪わないように
エンパワーするように
そこは絶対的なラインであると思います。
そのラインを踏み越えないかどうかは、
「その役割において、力を持っている側」の
アウェアネスと責任になります。
(*申し添えておけば、もちろん自分の専門的な立場から、
相手が利益を得るようにパターナルな感じで、
介入することが、適切な場合もあります)
ここまで、私のセラピスト、または、
ファシリテーターとして、
「その場において力を持つ側」の視点で書きましたが、
自分が誰かから、セラピーを受けたり、
講座などを通して教えを受ける場合はどうでしょう。
学ぶ時は、先生を信頼して、
ある程度オープンでいたほうが吸収しやすいですし、
学ぶ人は、そういうスタンスでいることが多いでしょう。
それで良いと思います。
ただ、もしも、何か過剰に介入されたり、
力をそがれた感じがしたら、
それは立ち止まって大丈夫ですし、
自分をきちんと守ってよいのです。
そしてできれば質問したり、
違和感を伝えてみることも、
その場から離れることも大事です。
***
思い起こせば、私が学んできたものは、どんなジャンルにせよ、
自分の気づきを促し、高めてくれる系のワークが多く、
そのメソッドのバックグラウンドには、
上に述べた考え方が通底しています。
そういうものを選ぶに至ったのは、
最初に書いた自分の傾向性からだと思いますが、
これからは、自分の気づきに重きをおく教育方法のほうが、
主流となってくるはずです。
手法や技術的なものは、もちろんいろいろありますが、
それに優先して、結局は「自分の在り方」が
重要となってきます。
それが、先に述べた、
①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている
②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる
の2つになります。
そこが腑に落ちて理解されていれば、
方法は後からついてくるものです。
ということで、この③つは三位一体のものなのです。
(おわり)
--------------------------------------------------------
【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。
フェイスブックページ Earth Spiral
2018年の講座・ワークショップ予定をアップしました!⇒もりとアートの学校
森の薬草使い塾/パーマカルチャー体験講座/
薬草占星学/ハーバルタロット/チャクラとメディテーション講座などを開催予定。
Earth Spiralリトリートルーム
魂とつながるエクササイズ/ハーバルタロット&ヒーリング/アート・オブ・タッチ
Anju Nakamori
フェイスブック(フォローはご自由に。お友だちはリアルにあっている方のみ)
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今回の③で終了です。
①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている
②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる
が、これまでご紹介した2つです。
今回の最後は、
③自分の可能性は自分で探究していくことができる
です。
私はあまり人から教えられるのは好きではなく、
自分で試行錯誤するのが好きなタイプです。
人によって、タイプは違ったりしますが、
自分がいろいろと学んできた経験上、
自分で探究する、ということは、
だれもが大事にしたいポイントです。
***
アロマセラピストとして、
または、講座の講師などとして、
仕事をしてきました。
医者、セラピスト、先生、と言った役割は、
患者さんや生徒と対になります。
その時、医者や先生というのは、
相対的に「力を持っている側」になります。
パターナリズムという言葉があります。
。。。。。。。。。。。
(wikipedia)
パターナリズム
強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、
本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することをいう。
親が子供のためによかれと思ってすることから来ている。
日本語では家族主義、温情主義、父権主義、
中国語では家長式領導、溫情主義などと訳される。
語源はパトロンの語源となったラテン語の pater(パテル、父)である。
。。。。。。。。。。。
パターナリズムの場合、上記にあるように、
強い立場の人が弱立場の人に、
良くも悪くも干渉することになります。
結果として、弱い立場の人は、
強い立場の人に「力を預けてしまう」ことになります。
「力を手放してしまう」とも言えるでしょう。
医療や教育の場に関わらず、
日常的な様々な場面で、
そうしたことは普通に起きています。
親はよく「あなたのために言ってるんだから!」
って、言いますよね(笑)
そして、それ、ほんとに私のためか?
と思っても反発出来ないこともある。
だから、力を持つ側が、
そこに自覚的である必要があります。
力の乱用は、パワハラに繋がります。
***
治療家やマッサージセラピストの場合、
クライアントさんが、施術後に、
「先生、今日はどうでしたか?」って
聞く方も、かなりの割合でいらっしゃいます。
おそらく、ヒーリングなど、
あまり明瞭に効果が分かりにくいものも、
同じように聞く方が多いかもしれません。
その時に、どう伝えるか?
ということは、その人の良い変化の邪魔にならないようにするに、
どう伝えるべきかということには、細心の注意を払う必要があります。
力を奪わないように
エンパワーするように
そこは絶対的なラインであると思います。
そのラインを踏み越えないかどうかは、
「その役割において、力を持っている側」の
アウェアネスと責任になります。
(*申し添えておけば、もちろん自分の専門的な立場から、
相手が利益を得るようにパターナルな感じで、
介入することが、適切な場合もあります)
ここまで、私のセラピスト、または、
ファシリテーターとして、
「その場において力を持つ側」の視点で書きましたが、
自分が誰かから、セラピーを受けたり、
講座などを通して教えを受ける場合はどうでしょう。
学ぶ時は、先生を信頼して、
ある程度オープンでいたほうが吸収しやすいですし、
学ぶ人は、そういうスタンスでいることが多いでしょう。
それで良いと思います。
ただ、もしも、何か過剰に介入されたり、
力をそがれた感じがしたら、
それは立ち止まって大丈夫ですし、
自分をきちんと守ってよいのです。
そしてできれば質問したり、
違和感を伝えてみることも、
その場から離れることも大事です。
***
思い起こせば、私が学んできたものは、どんなジャンルにせよ、
自分の気づきを促し、高めてくれる系のワークが多く、
そのメソッドのバックグラウンドには、
上に述べた考え方が通底しています。
そういうものを選ぶに至ったのは、
最初に書いた自分の傾向性からだと思いますが、
これからは、自分の気づきに重きをおく教育方法のほうが、
主流となってくるはずです。
手法や技術的なものは、もちろんいろいろありますが、
それに優先して、結局は「自分の在り方」が
重要となってきます。
それが、先に述べた、
①すべての人(いきもの)は「魂」の存在であり、
計り知れない可能性を持っている
②その可能性には多様性があり、個々が個性を発揮しながらも、
全体として調和することができる
の2つになります。
そこが腑に落ちて理解されていれば、
方法は後からついてくるものです。
ということで、この③つは三位一体のものなのです。
(おわり)
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