先日、ハチ(ツチバチ)に刺されたけれど、オオバコバームを塗って、昼寝したら、
すぐ直ったという投稿をフェイスブックにしたら、反響が大きかったので、
つくり方を書いてみます。
オオバコバームだけのおかげかは分かりません。
激痛ではあったけれど、痛みに強いので、
特にパニックになることもなく、
いちおう、刺されたところから毒を吸いだしました。
それから、ハチさんに対しては、
ビックリさせてしまい申し訳なかった、
という気持ちが強かったので、
メンタルな部分も影響しているような。
でも、まあ作りたければどうぞ。
【オオバコバームのつくり方】
1.オオバコは、花が咲いている時期に全草または地上部を採取し、
乾燥させます(生や半生を使っても良いですが、水分があるためカビが生えやすくなります)
2.乾燥したオオバコを、植物油に付け込みます。4週間~6週間。
・冷浸法…火をかけず常温でつくる場合、4週間~6週間おきます。たまに瓶を振ってみます。
・温浸法…火にかける場合、刻んだオオバコを植物油につけて弱火で1時間程度、成分を抽出します。
*化石燃料使わない冷浸法をおすすめします。
*植物油は種類により酸化安定性が異なりますので、酸化しにくさを考えれば、
マカデミアナッツ、オリーブオイル、セサミオイルなどがよろしいかと。
一般的に手に入りやすいものとしては、スーパーに売ってる太白ごま油あたり。
3.中身のオオバコを取り出してオイルだけになったら、
オオバコ浸出油の出来上がり。このまま塗ってもオッケーです。
*オイルのままだと使いにくいな~という人は、蜜蝋を使ってバームづくりへ。
4.浸出油が出来たら、普通にミツロウクリームを作る時のように、
蜜蝋を加えて加熱し、クリーム容器に入れて固めたら出来上がりです。
お好みで精油(ラベンダーなど)を加えてもオッケーです。
ミツロウ:植物油の割合は、1:5が基準です。
*わんにゃんに使いたい場合は精油を入れなければ良いかと思います。
オオバコ採取は裏磐梯だと7~8月ぐらいかな。踏まれても頑張るヤツ・オオバコ。
≪追記 2018.8.23≫
その後、いろいろ使っています。
1.猫の皮膚病
猫の尻尾の抜け毛とかゆみに効果がありましたよ~。
ある時から、ストレスなのか原因不明の尻尾の抜け毛が…。
尻尾の先が細くなっているのわかるかな?
様子を観察すると、時々かゆくなって自分でかじって毛を抜いていました。
あらら。
かじるとそこが傷になり、赤く血がにじんだり、
皮がむけて赤くなっていたりと、
たびたび、痛々しい状態に…。
いろいろ試したのですが、オオバコを使ってみることにしました。
バームは、蜜蝋の感触が嫌なのか、すぐ舐めてしまいます。
浸出油そのもののほうが、気にならないらしく、オイルを塗ることに落ち着きました。
次の日にはきれいさっぱり、皮膚が元通りになります。
オオバコは匂いも草の香りなので、
猫にとっても気にならないよう。
仮に舐めてしまっても、問題ないので、
とても助かっています。
尻尾はだいぶ回復してきて、もう一息。
2.人間さまのいろいろ
虫刺され、傷、湿疹など、ほぼ何でも使えます。
今年もボチボチ仕込まねば。
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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。
メインウェブサイト Earth Spiral
もりとアートの学校
森の薬草使い塾ほか
Earth Spiralリトリートルーム
魂とつながるエクササイズ/ハーバルタロット&占星学
Instagram earthspiral.jp
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Twitter earthspiral_jp
blog Earth Spiral
すぐ直ったという投稿をフェイスブックにしたら、反響が大きかったので、
つくり方を書いてみます。
オオバコバームだけのおかげかは分かりません。
激痛ではあったけれど、痛みに強いので、
特にパニックになることもなく、
いちおう、刺されたところから毒を吸いだしました。
それから、ハチさんに対しては、
ビックリさせてしまい申し訳なかった、
という気持ちが強かったので、
メンタルな部分も影響しているような。
でも、まあ作りたければどうぞ。
【オオバコバームのつくり方】
1.オオバコは、花が咲いている時期に全草または地上部を採取し、
乾燥させます(生や半生を使っても良いですが、水分があるためカビが生えやすくなります)
2.乾燥したオオバコを、植物油に付け込みます。4週間~6週間。
・冷浸法…火をかけず常温でつくる場合、4週間~6週間おきます。たまに瓶を振ってみます。
・温浸法…火にかける場合、刻んだオオバコを植物油につけて弱火で1時間程度、成分を抽出します。
*化石燃料使わない冷浸法をおすすめします。
*植物油は種類により酸化安定性が異なりますので、酸化しにくさを考えれば、
マカデミアナッツ、オリーブオイル、セサミオイルなどがよろしいかと。
一般的に手に入りやすいものとしては、スーパーに売ってる太白ごま油あたり。
3.中身のオオバコを取り出してオイルだけになったら、
オオバコ浸出油の出来上がり。このまま塗ってもオッケーです。
*オイルのままだと使いにくいな~という人は、蜜蝋を使ってバームづくりへ。
4.浸出油が出来たら、普通にミツロウクリームを作る時のように、
蜜蝋を加えて加熱し、クリーム容器に入れて固めたら出来上がりです。
お好みで精油(ラベンダーなど)を加えてもオッケーです。
ミツロウ:植物油の割合は、1:5が基準です。
*わんにゃんに使いたい場合は精油を入れなければ良いかと思います。
オオバコ採取は裏磐梯だと7~8月ぐらいかな。踏まれても頑張るヤツ・オオバコ。
≪追記 2018.8.23≫
その後、いろいろ使っています。
1.猫の皮膚病
猫の尻尾の抜け毛とかゆみに効果がありましたよ~。
ある時から、ストレスなのか原因不明の尻尾の抜け毛が…。
尻尾の先が細くなっているのわかるかな?
様子を観察すると、時々かゆくなって自分でかじって毛を抜いていました。
あらら。
かじるとそこが傷になり、赤く血がにじんだり、
皮がむけて赤くなっていたりと、
たびたび、痛々しい状態に…。
いろいろ試したのですが、オオバコを使ってみることにしました。
バームは、蜜蝋の感触が嫌なのか、すぐ舐めてしまいます。
浸出油そのもののほうが、気にならないらしく、オイルを塗ることに落ち着きました。
次の日にはきれいさっぱり、皮膚が元通りになります。
オオバコは匂いも草の香りなので、
猫にとっても気にならないよう。
仮に舐めてしまっても、問題ないので、
とても助かっています。
尻尾はだいぶ回復してきて、もう一息。
2.人間さまのいろいろ
虫刺され、傷、湿疹など、ほぼ何でも使えます。
今年もボチボチ仕込まねば。
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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
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