Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

健康住宅

2008-09-30 | パーマカルチャー的暮らし
鶴川エコビレッジの見学にお誘いいただいた。
前から、見に行って見たいと思っていたのでちょうどよい機会。

エコビレッジといっても、マンションなのです。
しかし、健康に配慮した住宅となっています。
健康に害を及ぼさない、そして、解体した時に、
自然に戻る、もしくはリサイクルできるもの、
というのを心がけてつくられたマンションです。

コーポラティブ方式といって、
デベロッパーとかが仲介せず、買いたい人が直接、
建築士や建築業者と契約するという方式。
詳しくは、ここを。

冒頭の写真は、太陽温水器。
太陽熱でお湯を沸かすものです。これは優れもの。
夏は70度ぐらいにはなるらしい。

ここには、化学物質過敏症の人や電磁波過敏症の人も住んでいる。
驚いたのが、太陽光発電のパネルは、電気に変換する時に、
電磁波をだすということで、寝室上にはつけないほうがいいという話。

ここの設計を手がけている相根さんは
健康住宅の日本では第一人者。

なので、エコビレッジといっても、
中心のコンセプトは「健康」のほうにあるようだった。


印象的だったのは、住民同士、仲がよいこと。
それもそのはず、入居前に、月1回の理事会や、
自分たちの家の外壁に使う杉をみんなで焼いたりと、
共同作業なども行って、相互理解を深めての入居ということだからだ。

入居してから、何か変化したことは?という見学者からの質問に、
・子育てが楽になった(近所で預けあいができる。敷地内で子供が自由に安全に遊べる)
・外食が減った。
・おすそ分けなどで美味しいものが間を行きかうコミュニケーションが楽しい。
などなど、素敵なコミュニティが出来ている様がうかがえた。

住民同士の勉強会なども行われていたようで、
その模様は、こちらにつづられている。
エコビレッジ鶴川は1日にしてならず
パーマカルチャーの講座も開催していたみたい。

化学物質過敏症(CS)の人も住んでいるから、
気を使うところもあるけれど、○○は使ってはいけないという禁止はないそう。
CSの人が住民にレクチャーをして、
何が良くないということを皆で情報共有している。
だから、CSの人への思いやりとして自分たちが使うものに配慮する、
そうすれば自分たちも健康になるしね。といっていたのも印象的だった。

ちょっと、断片的なレポートだけれど、
健康という視点から住む場所を見ていくと、
かなりひどい住宅がたくさんあることに気づいてしまいますね。

健康な住まいを手に入れる本
小若 順一,高橋 元
コモンズ

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カーシェアリング (anju)
2008-10-07 13:28:11
住民同士でカーシェアリングをしているというのも、面白かったです。

マイカー減らそう
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2008/10/post.html
うちのような田舎ではなかなか難しいですが、都市部の公共交通機関が発達しているエリアなどは、考える余地ありだと思います。

オリックス カーシェアリング
こんなサービスもやってるんですね。
ま、都市部だけですけれど。
http://www.orix-carsharing.com/index.html
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