Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

【講座レポート】第5回パーマカルチャーハーバリスト講座~大地と宇宙に繋がり生きる力を植物から学ぶ~タイマツバナ蒸留

2017-08-21 | 森の薬草使い塾
レポートが追い付いていませんが、第5回目となりました。
今回はパーマカルチャーの肝ともいえる、
デザインのお話もさせていただきました。

薬草講座は、人間のセルフケアの話ですが、
自然界のものを使っている限りにおいては、
地球の健康も維持されていかなければ、
人間の健康だけ維持されるということはあり得ません。

パーマカルチャーは、私たち人間の地球上での営みを
永続可能なものにするために、人間が知恵を絞れるように
体系化されたデザインの方法論。

今の地球環境も社会の状況も、
ある意味、危機的な状態にありますが、
そこに私たちはどう取り組んでいったらいいのか?
どう知恵を絞ったらいいのか?
という指針や気づきがそこにあります。

ヒーリングのお話や、
瞑想とセルフヒーリングの体験もしていただき、
意識や視野を広げていく事も体験していただきました。



パーマカルチャーの話の中でしたことと、
地球や私たち人間の営みをエネルギー的視点で見ることの
つながりを、少しでも感じていただけたみたいで、
とても嬉しく思います。

午後の実習では、例年よりも花期がずれたために、
まだまだ元気なタイマツバナの蒸留をし、
ゲンノショウコやヨモギなど、
季節の植物たちの味を確かめながら、
その薬効を推し量る体験もしてみました。





前半の3回は自分のケアに目を向けてきましたが、
今回からは、さらに外側に広げるという、重要なところ。
みなさん、私が伝えたいと思っていたところを、
捉えてくれていたので、感想もシェアしたいと思います。

●参加者の方の感想①
昨日は、パーマカルチャーハーバーリスト講座の4回目
「大地と宇宙に繋がり生きる力を植物から学ぶ&蒸留法」。
電気・ガス・水道も引いていない「こびっとハウス」にて
地球資源の循環、バランス、つながりについて
あらためて考えた1日となりました。
タイマツバナの採取と蒸留、
セルフヒーリングの瞑想などの実習も通じて
地球の健康、自分の健康について、ゆっくりと思いを巡らせる。
パーマカルチャーで一番面白いのは「デザインすること」
という、安珠さんの言葉が印象に残りました。
持続可能な暮らしのために
ビジョンや、問題点、循環するシステム、
配置を考えながら、デザインしてゆく。
そして、瞑想を通じて感じたことは
人間の身体も、地球からの借り物で
そこに「感情」や「思考」が循環しているのだ、ということ。
地球の健康も、人間の健康も
どこかが偏ったり、滞ることがあればバランスが崩れてしまう。
大切なのはきっと「答え」ではなく
「知る」こと、「考える」こと、「気づく」こと。
暮らし方も、生き方も「デザイン」する。
出来ることから、少しずつ、やってゆこうと思います。
今回実験したタイマツバナの蒸留水は、化粧水などに。
蒸留後の真っ赤な残液は、染物などに活用してみようと思っています。

●参加者のかたの感想②
デザインとはなんだろう?
地球を考えながら、人を考えながら
どこにも負荷がかからないように
ライフスタイルをデザインする。
そのために必要な知識と配慮。
今の社会にも私にも
足りてないことがたくさん。
パーマカルチャーを通して
もう少し地球へ礼儀正しく
ライフスタイルをデザインしてみよう。
それが持続可能な循環となるなら
正解に近い…。
出来るかな?
まだまだ教えてもらわなければ
よいデザインは出来そうもないけれど
やれる事からすぐに始めたい。
とても深い知識を
普通の脳の私にもわかるように
噛み砕いて優しく教えてくれる
安珠さんは徳の高いシスターのようです。
そして、もりぞうさんのお手入れした森の中で
心地よく学べる幸せ。
安珠さん、もりぞうさん、ご一緒した皆さん
今日もありがとうございました😊

(感想以上です)


真っ赤な残液。私は凍らせてみました!


参加者の方の手づくりのパン。

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