自然を先生に

今は激動の時代にあることは間違いないと思う。

それに対して、頭の良い人たちが未来予測をいろいろているが、みていて、とても残念というか、危機感を感じるのは、「地球の生態系のことを理解していないのではないか？」ということだ。

地球は、人間が生きていけるだけの物質を生産できる能力がある。そしてそこには秩序がある。それを知らずに人間の頭で作った都市部にばかり生きていると、おそらく、そのようなことを理解する感覚は養われない。

つまり、地球の直し方がわからなくなってしまうのだ。だから、そこには触れられず、これからAIだの科学技術頼みの話しか出てこない。

地球に対する礼儀作法は、子どものうちから体験を通して学ぶ最重要項目だと思う。もちろん大人になってからも学び直しはできる。

休校になって子たちに何をどうしてあげたらいいのか？と思う人も多いと思う。そして、オンラインでの授業提供をしてくれるところもどんどん出てきて、zoomも学校の授業でなら無料で使えるサービスを始めている。それもよい。

しかし、野にある植物でも昆虫でも、土でもいい、自然界にあるものの世界に分け入っていくこと、自然界を先生として学ぶこと、それが一番良い方法ではないかな。