くらしエコプロジェクトのメンバーで、大島堤防の桜並み木にからまるツルを刈ってきました。年に一度の秋の恒例行事ですが、私にとっては初めての参加で、張り切っていたので作業中の写真を撮るのを忘れてしまいました
ということで、写真は後日撮影したものですので、写真にはツルがありません。作業の日は気持ちの良い日で、ウォーキングをしている人たちをみかけました。いいコースです。春もきれいでしょうね。
桜並木の様子
なぜ、ここの桜の木を大切にしているかというと。くらしエコが「レジ袋ないない運動」に取り組んでいたころ、その啓発活動の一つにポイントをためて植樹をしよう、というものがありました。ここの桜の若木はそのとき植樹されたもの。苗木は大垣市の都市施設課が用意してくださいました。(いい連携ですね)そういうわけで、みんなの協力で植えた木ですから、できるだけ保全していこう、ということなのです。植樹された場所はここだけでなく、アクアウォークやロックシティにもありますが、特にここはツタが絡んですごい勢いだったそうで、年に一度の秋の手入れが恒例行事になったのです。今ではだいぶ木が成長したので、そこまでひどいものはあまりありませんでしたが、それでもみんなで2時間ほどかかりました。草むらでの作業は雑草のタネがついて大変なので、長靴にカッパやシャカシャカのズボンをはきます。
↓植樹記念の札。残念ながら風化して読めませんが、全部につけてあったそう。
何年も放っておくとこんな感じになるのです。(この木は記念樹の近くの街路樹です)
土手沿いに結構たくさん、ごみが落ちています。袋ごとって…
昨年はごみ拾いもしたそうですが、終わらないので今年はツル刈りに専念しました。
「レジ袋ないない運動」は、市民にもお店にもなかなか理解されず、大変だったそうです。今では一部で有料化され、たいていの人がマイバックをもって買い物に行くようになりましたね。以前、自分はマイバックをレジでだすと怪訝な顔をされるのでためらっていましたが、大垣を数年離れていて、もどってきたら「ご協力ありがとうございます」とまで言ってもらえるようになっていて本当に感激しました。(いっそ配ったほう簡単かもしれないのに、企業努力を感じる瞬間です)マイバックの普及は、店舗へも消費者へも理解を求め、協力を得て初めて実現できるものですから、そこには大変な苦労や努力があったはずです。
でも、一度は協力してくれたのに方針が変わり、有料化をやめてしまったお店もあります。残念ですね…。たかがレジ袋くらいと思うかもしれませんが、有料化によるレジ袋の辞退率は8割をこえるそうです。有料化なしには絶対に達成できない数字です。それを進めて成功させた大垣市はすごいのです 日本全国で毎日何億枚も消費されていると考えると、これが石油から作られたり、燃やされてごみとなるのを防ぐのはとても大切なことだとおもいませんか?