3月15日(火) 対戦相手:配達の方
玄関先
下條用の小道具としてネットで注文したアイテムがありまして、でも地震の交通事情なのか、発注時間が遅かったのか、本来なら、昨日届く(というか配達希望)予定だったものが届きませんでした。そんな事もすっかり忘れて風呂にお湯を張り湯船に浸かって
「はぁ~ビバノノ。」
とくつろいでおりますと、まずは家電話がプルルルルル。出れないけど、大事な用事だったら伝言残すっしょ?と風呂から様子を見て、いや、聞いてましたらメッセージ無いまま切れました。まあ本当に大事な用件だったらもう一度掛けてくるっしょ?と顔を洗っていると呼び鈴が
ピンポーン♪
ピンポン♪ピンポーーーーン♪
そーだぁ、配達だぁ。このタイミングで来るかぁ。お風呂のドアを開けましてね、
「はーーーーい。ちょっとお待ち下さーーーーい。」
「▲◎#$★。」
そっからですよ勝負は。まず顔に乗っかってる泡を流すでしょ。で、タオルでガシガシと色んな所拭くでしょ。でもパンツまで取りに行ってる時間ないのでノーパンでジャージ。しかも水分全部拭き取れてないですから途中、どこかに
引っ掛かる…。
自ずとここでロスタイム。続いて部屋着の上を重ね脱ぎした状態のまま2枚まとめてすっぽり装着。右腕はすんなり2枚とも袖が通ったのですが、左腕は脱いだときの状態が一枚ずつバラバラですやん。そして腕が通りませんやん。またもロスタイム。何とか探し出して腕を通し、そしてバスタオルを頭にグルっと巻いて
ガチャ。
「すいません、お待たせしました!」
たぶん、シャンプーの、もんのすごい良い香りがしてたと思います。ボクが峰不二子ばりのセクスィーな美女だったらこの香りで配達員さんは
心撃ち抜かれてる
と思いますよ。“色香漂う”とはまさにこの事。
「あー、お風呂だったんですかぁ。すいません、急かしちゃって。」
というような気の利いた言葉も一切無くて、配達員さんは
「えーっと、
コーポさん?」
◎◎コーポという名のアパートには住んでおりますが、伝票のお届け先の【名前】の一行上を読んでしまった配達員さん、ちっとも
「しまった…。」
という顔もせず、ハンコをもらって帰っていきました。それにしても「エディー」を「エディ」という間違いは多々ありますが、
コーポさんと言われたのは初めてです。色香に動揺してたんだろうか?