8月5日(月) 対戦相手:作品
大宮~町屋
読売カルチャーでのバルーンアートの先生はダブルヘッダーでございます。夏という事で先月は大宮・町屋共にカエルをレクチャーしまして今日は両センターともそこからのおさらい。大宮はその後カニへと進みます。水辺の生き物は涼しさを感じさせてくれますし、そして真っ赤という事は
ツヤツヤしてて美味しそう。大宮では他に寄り道することなく1時間くらいずっとカニを作ってもらいましたが、生徒さんのテーブルに出来上がったカニの群れを見ていますと
カニ食べ放題のお店みたいです。
キトサンたっぷりだね。町屋は先月書いたように新人さん6名、レギュラーの生徒さん5名という感じでひとつの部屋で教えるものが真っ二つになっております。新人さんたちには基本のひねりから派生する動物のいくつかのバリエーションを。そしてレギュラーの生徒さんには新作の
カンガルーをね。
捻り方はそんなに難しくありませんが全体のバランスが勝負でしょうか?そしてカンガルーの記号ともいえるお腹の子供がフィーチャーされそうですが、ポイントは実は尻尾の長さにあるのです。カンガルーの尻尾は格闘の時に全体重を支えるほど強靭に出来ているのですよ。なので長くて立派な尻尾が必要なのです。そしてまた、コレを作るためには全体の配分に気を配らなくてはならず、そういう意味では何度も作らなければコツが掴めない作品なのです。
お腹の子供は顔だけ出している感じですが、お母さんカンガルーの手を子供のアゴにグルっと回して引っ掛けてますので、プロレス技で言うならばキャメルクラッチな状態ですね。そして真っ直ぐ立てるとバランスが良いように見えるのですが生徒さんの中にはこの構造が良く分かっていない方もいらっしゃいます。なのでこのキャメルクラッチをしない状態を見せて全体の監事を把握してもらうのです。
その図がこれ。
ひとりジャーマンスープレックス。エアジャーマンとでも言えましょうか。そして
とても不恰好だね。
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