『的（mato）』初日

　６月３日（日）　対戦相手：年長者

　高田馬場・アートボックスホール

　

　いよいよこの日がやって参りました。長きにわたる稽古の集大成を発表する日がやってきたのです。劇場入りして衣装や小道具の確認をしていると、色んな忘れ物がある事に気付きました。メイク落としセットは持ってきたのに、

　

　メイク道具忘れた。

　

　あと、稽古着として持ってきてたのは何故か長袖Ｔシャツだったりとか。汗をかいて着替えようと思ったら長袖…。

　

　昨日はステレン江戸川から劇場に移動し、夕方からはきっかけ稽古を。そして今日は朝から音響さん照明さんのテクニカル稽古とゲネ、そして本番を迎えます。どれだけ効率よく動いても時間は足りません。特にテクニカルの稽古は、きっかけで音が入ったり、明かりがついたりという大事な作業の確認ですので、じっくり時間を費やします。で、すぐにゲネ。ゲネが終わると開場準備。

　

　ご飯食べる時間も無いよ。

　

　さて、そのテクニカル稽古は、ネタの中身は飛ばして音や明かりの変化がある部分だけを稽古して行くので出演者は衣装をつけなくても良いのです。ステレンジャーのネタの稽古の変身シーンでは照明さんがカラフルな明かりを仕込んでくれていますので、ステレンジャーはそれにあわせてしっかり動きを付けます。すると、出演者内最年長者の田畑さんは

　

　脱ぎだした。

　

　通常でしたら下にしっかり仕込んでおくのですが、「衣装を着けなくても良いよ。」という言葉をどう受け取ったのでしょうか？そして、こういう時には何故か子供のような目をしている田畑さん。ゲネまで覚えていなかった台詞、本番ではどうだったのでしょうか？

　

　『的（mato）』は明後日までやっております。お時間ありましたら見にいらして下さい。

　

　※この生着替えは本番中では披露しません。