ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

これまた3話一度に。

2004-05-25 10:22:37 | 日記・エッセイ・コラム
 5月19日(水) 対戦相手:後ろからの攻め
 西村柔道整骨院


 全然整体に行けてなくて、身体の調子はおろか、バランスまでよろしくありません。月に一度のメンテナンスに行ってきました。

 まずは先生に、挨拶代わりの胸筋グリグリ。身体に電気走りましたよ。痛いんだけど、確実に身体が軽くなります。もしかして、オレってマゾ?

 一人先客がいまして、その人は先生とプロレスの話をしています。普通ならその会話に乗っていく所ですが、施術中はそんな余裕ありません。会話はプロレスラーの藤原喜明(間接技の鬼)が、昔、新日本プロレスで道場破りに対して立ち向かったエピソードです。
 この藤原喜明という人、道場破りにはプロレス技なんか一切出さず、口に指を突っ込んだり、肛門に親指を立ててみたり、そりゃえげつない攻撃をしたそうです。

 それを聞いて先生、

 「じゃあ、藤原式でいこうか?」
 「は?」

 腕は逆関節に取られるは、肛門近くに指を立てるは、本当に治療??と言いたくなるような、ある意味攻撃!うつぶせでもがきながら何度タップしようと思ったことか。

 うつぶせで身体の裏側はしっかりやってもらいました。もうグッタリです。すると先生、

 「今度は表側だな。ニヤッ。」

 背中に乗っかり、足の付け根を背後からガシッとつかみグリグリグリ。急所の近くを後ろから攻められて、痛いやら恥ずかしいやら、拷問されたイラク人もこんな気持ちだったんだろうなぁ。なんて考える余裕も無い程攻め立てられました。

 でも、身体スッキリ。めり込んでいた左足もすっかり元通りで、身長伸びたよ、マジで。マゾで。


 5月20日(木) 対戦相手:初舞台
 新宿


 ある事務所から映像関係のお仕事を頂きまして、今日は初仕事です。某製薬会社のPV(プロモーションビデオ)なんですが、PVと言っても水着とかは一切ありません。会社の社員さんが、こんな事しちゃだめですよ。というマニュアル用の教育ビデオだそうです。

 事前に送られてきた台本にある、ボクの役柄は

 侵入者

 かっこええっ!ミッション・インポシブルのトムクルーズ?それとも唐草模様の風呂敷に口の周りヒゲをたくわえたコント風?いずれにしても衣装を考えないとなぁ。

 すると、事務所からの指示は「スーツ2パターン持参のこと。」まあ、デフォルメされていない、よりリアルな、そして高度な演技が要求されるのでしょう。

 撮影が始まり、他の出演者さんは順調にシーンをこなしていきます。朝9時からの撮影で、待つこと2時間半、やっと“侵入者”の出番がやってきました。シーンは、とある社員がノートパソコンで仕事をしている時、後ろから何気なく覗き込む、というものです。監督さんの声が響きます、「よーいっ、アクションッ!…オッケーッ!じゃあ次いこう。」

 この覗き込むという行為に全神経を注ぎました。時間にして3秒ほどですかねぇ。

 その後、撮影は夜まで続きましたが、結局、侵入者はこれと、もう一箇所5秒ほどのシーンで終了。お疲れ様でした、皆さん。オレは待ち疲れのほうですけど。

 侵入者というより“ギャラ泥棒”の役?


 5月21日(金) 対戦相手:会議?宴会?
 仲宿出張所


 ネタ作り&稽古でまたまたこちらにお世話になります。今日の部屋は「3階和室C」という部屋で、いままで使ったことが無く、しかも予約はインターネットでしたものですから、実際の作りがどうなっているかも解らず、行ってみてビックリ。

 7畳の和室

 これじゃあ動けないよねぇ。普通に家でネタ作りしてるのと変わらないよねぇ。まあ、今日はネタ作りに当てるから、これもまた静かで良いかも。そう思ってテーブルと座布団を出してネタ帳に向かっていると、向かいの“和室A”では廊下にはズラっとお土産らしきものが置かれ、受付も出ていてジジババの集団が吸い込まれていきますよ。何の集会でしょうか?

 マイクで司会がしゃべり、「承認の方は拍手をお願いします。」「パチパチパチ。」あまりにもうるさくて、隣の部屋でひとり未承認してます。

 18時50分にはその集会も終わり、ホッと一息。これで静かに打ち込めそうだと思った矢先、

 「かんぱーいっ!!」

 何ですと?宴会の始まりですかぁ?間髪入れず、カラオケ大会の始まりはじまり~。しかも、知らない曲ばっかり。演歌です。
 お世辞にも上手とはいえない歌を聴かされて、しかも音程がズレる度に、こっちはコケます。リアクション取らなきゃやってられないし。でもリアクション取ってるほど暇じゃないし。あるおじさんなんか、

 「おい、もうちょっと音、下げてくれや。」

 マイクの音量を下げてくれや。結局、荷物をまとめて退出しました。家のほうが落ち着いて出来ますから。


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