すし詰めを極める

　１２月１４日（火）　対戦相手：人口密度
　板橋・稽古場

　舞台『極』の本番は木曜からですが、明日はいよいよ小屋入りです。だから稽古場での稽古は今日が最後となります。長かったなぁ。実質半年掛けて作ってきています。

　ボク以外のメンバーは。

　ボクはどちらかというと、秋季キャンプはゴルフ三昧、ストーブリーグはテレビ出演、春のキャンプでは肩の違和感を感じて温泉療養、オープン戦では多摩川グラウンドで走りこみ調整、しかし開幕一軍！しかも開幕投手で完封試合！なタイプなんで、今は毎日２００球ペースで投げ込んでます。

　今までの稽古は出演者ひとり３０分の稽古時間で、次々に演出に見てもらうやり方でした。これだと各人、時間を有効に使えるのです。そして昨日、通し稽古をしました。演出、音響さん、舞台監督、照明さんが２人のスタッフ計５人が机を並べ、その前で出演者６人が一人ひとりが演じていくのですが、稽古場の広さが、

　７．５畳の和室

　ワンルームですよ、解りやすく言うと。スタッフさん、横並びだとキュウキュウです。これで出演者が全員部屋に入ったら

　不法外国人労働者の隠れ家

　ですから出演者は今まで通り、ひとり終わったらひとりが入るというシステムに急遽変更させていただきました。スタッフさん、お疲れ様でした。でも出演者も大変だったんですよ。廊下に荷物置いて、ゲームソフトを買う人たちのように、出番を待つために一列に並んで、横の大部屋でやっている三味線バンドの音に意識を乱されながら、寒い中じっと待ってましたから。

　そんな努力が報われるのは明後日からです。