11月9日(月) 対戦相手:見えない痛み
上池袋
ギックリ腰の治療に、いつもお世話になってる整体に行ってきました。土曜の予約の段階で症状は告げてありましたので、まず最初、アシスタントでもある先生の娘さんを顔をあわせると「こうやって座ると楽なんですよ。」と教えられたのは、股をガバっと開いて尾てい骨の真上に上半身を乗せるやり方です。分かりやすく言うと戦国武将が出陣して陣営で構えているような格好ね。その状態で他の方の施術が終わるのを待っていると、先生が
「何か偉そうだなぁ。」
「いえいえいえ、好きで偉そうにしてるんじゃないですよ。」
最初に痛みのある箇所を告げて電気治療。その後、娘さんによる施術ですが
「固まってますねぇ。」
「何が固まってんの?」
うつ伏せのボクの腹部に手を入れて腹筋をグリグリ。腰の周りの部所、お腹だったりお尻だったりの筋肉が凝り固まってる為に、まずはそこからほぐすとの事ですが、指が腹筋を越えて内臓まで達していて
何か気持ち悪いのよ。
別の患者さんを終えて先生にバトンタッチ。状態を見て
「痛みは?」
「まだあります。この辺りですねぇ。」
「仙骨かぁ。佐藤くん、知ってるか?痛い時には
違う痛さを与えればイイんだよ。」
「またまたまたぁ。いや、間違っては無いですけどね。」
なんて会話してますと、左手に何かを握らされました。うつ伏せですからそれが何か見えないのですが、単一電池の様な大きさと形。手の感触でそれが何か探っていると腰に鋭い痛み。
先生、有言実行ですか!?
予期せぬ痛みで伏臥状態反らしくらい反り返りました。その痛みが3度ほど続いてますが、人間見えないモノにはどう対処も出来ないんですな。すると娘さんから
「あら佐藤さん、電気針初めてでしたっけ?」
その言葉で腰に当たった痛みと握っていたモノの正体が解りました。左手は電気を逃がすアースなのでしょう。ただ、予期せぬ痛みにしばらく放心状態。アースをお返しした後も左手は円柱の形をキープしてるところはさすがパントマイム8段だね。全て施術が終わり、先生が
「腰ベルト持ってるか?」
「はい、ゴムのヤツなら。」
「ゴムじゃダメだよ、ウチのやつ使いなさい。」
サポーター生地の、背面にワイヤーの入ってるタイプです。先生に着けてもらうと確かに身体が楽になります。すげえよ、これ。まだちょっと痛みは残ってますが、身体はすんごい楽になりましたもん。で、お会計。この「持ってきなよ。」のサポーターがちょっとお高くてですねぇ、腰以外に
出費が痛いかも。
お世話になってた整体までは行けそうになかったから近所の形成外科へ行ったら、
産まれたばかりの小鹿ちゃん状態だったのに、
なかなか診察室へたどり着けないから、
『○○さん。○○さ~ん。○○さ~ん!?』と何度も呼ばれるし、
レントゲンを撮るのに、こっちにうつ伏せになれだのあっち向けだのとても急かすように言われ、
泣きそうでした。
でもそこで買ったワイヤー入り腰ベルトは、500円と可愛いお値段☆
そして楽チンでしたよ(^―^)
私もぎっくり腰で整体に行くと、電気針以外は、ほぼ同じことをされます(^-^;
腰痛用コルセットは、母親が「使わないから」と、くれたんですが、腰の後ろにガッチリとボーンが入っていて、巻くとかなり楽になります。
値段は1万円弱だったそうです(^-^;
今は腰が痛くないときでも、力仕事とかするときには、腰痛予防にコルセット巻いてやってます。
志穂さん>>ちょっとでも怖いと思ったら、ベルトまいて作業。それ正解です。