12月6日(日) 対戦相手:大声のお子さん
大田区
今日の仕事は都内の超巨大マンションに住んでいる方たちのクリスマス会にてパフォーマンスです。出演場所は会議室やコミュニティルームをイメージしてましたが、行ってみるとなんとマンションの
エントランス。
住民のお子さん達によりますクリスマスツリー装飾があったり、ダンスチームの発表があったり、盛り沢山のラインナップなのです。会場に入って打ち合わせの時に音楽やマイクのチェックをするのはいつもの事なんですが、今日のここはエントランス。という事はね
音や声が回るんですよ。
回るってのは壁に反響して、なんかモワーンとした感じなんです。こんな時はいくつか心掛けてる事があって、まず【ゆっくり喋る】。早口だと反響で伝わらないですから。そしてもうひとつは、お客さんの声なんかをあまり拾わないようにする事です。例えばシガーボックスやデビルスティックなんか演りだすと必ずお子さんから
「磁石だあ~。磁石ぅ!」
いつもなら、
「え?磁石?」
などと言葉を拾ってリアクション取って、それが更に盛り上がりをみせたりしますが、こういう現場でそれをやると、お子さんが自由に喋ってガヤが大きくなり、その音が回り、それを越えるかのような大きな声で喋ると
喉ブチ切れるよ、マジで。
しかも今日はマイクがないから生声でのパフォーマンスなのです。通常よりも喉のフェーダーは上がってます。今日もお子さん達からいっぱい突っ込みのお言葉を頂きました。
「インチキぃーーーーっ!」
「風船ちょーだーーい。」
「ハゲーーーーーーッ!」
最後のひとつだけは絶対に拾わないから。ハゲてないから。
わかります!
私も写真屋さんのコントロールポジションの時、
『マジウケるぅ~』
『超やばくなぁ~い』
など、大騒ぎしているグループに負けずにご案内をしていて、
喉死にました(泣)
なので最近そんな時は、黙ってにこにこしてるだけにしてます。
そんな素敵なマンションにお住まいのお子さまでも、
『ハゲーーーーーーッ!』
なんて言うんですね!
言わなそうなイメージ(笑)