3月12日(月) 対戦相手:お手伝いな男の子
西東京市
今週の日曜日に、西東京市は最寄り駅がひばりヶ丘のマンションの入り口を入ってすぐのホワイエでバルーンショー&バルーン教室の仕事があるのです。マンションの住民の方を対象にしてますので一般閲覧できない出演なのですね。で、今日はそのイベントに向けての
下ごしらえ
と言いますか準備でそのマンションを訪れたのです。具体的に何をしたかと言いますと、ホワイエの棚にお花のバルーンをディスプレイして、壁やエレベーターの中にはハートの形のバルーンを装飾したのです。夕方到着しコツコツと作業に入りましたらね、丁度子供たちの帰宅時間と重なりましたから、バルーンを膨らましただけでボクの周りには自然にギャラリーが集まってきます。
「風船ちょうだーい。」
「今日はあげられないんだぁ。日曜日にバルーンを一緒に作れるから、それまで我慢出来る?」
「うん。」
「じゃあ日曜日ね。」
という会話で男の子の一団、女の子の集団、お父さん、お母さんと一緒に見に来た小さな女の子達を交わし、ひたすらディスプレイ用の作品を作るのです。すると、男の子がひとり、決して「風船ちょうだーい。」とは言わないで、静かにボクの作業を見ております。日曜日のイベントの事とその準備である事を説明すると、大量に作っているお花の作品を棚に並べる作業を手伝ってくれるではありませんか。
「この花がさぁ黄色でしょ。で隣も黄色じゃん。そしたら違う色のお花にしてみよっか?」
とアドバイスすると、ちゃんと同じ色が隣にならならないように考えておいてくれます。おかげさまで作業がはかどりました。結構長い間居たので、まずは心配になって聞いてみます。
「お兄ちゃんはこれからどっか行くの?それとも帰ってきたの?」
「帰ってきた。」
「そっかぁ。ちゃんと時間見ながら次の行動してね。」
それからまたお手伝いをしてくれて、かなりの時間が経過した時にこの子のお母さんがホワイエにいらっしゃいまして
「ほらぁ。もう帰るよぉ。」
「あ、お母さんですか?随分手伝ってもらっております、はい。」
聞けば、学校から帰ってきてインターホンを鳴らしてお母さんにオートロックを開けてもらったものの、その後ぜーんぜん部屋に戻ってこないので見に来た。との事らしいのです。ありゃ、そこまでしてお手伝いしてくれたんだね。お礼にバルーンでスペシャルなプレゼントを作って「日曜日、観に来てくれる?」「うん。」固い約束を交わしたのでした。ロビーに33輪の花。日曜まで咲き誇りますが、日曜日には
向日葵のような笑顔も咲きますよ。
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向日葵のような笑顔がいっぱい咲いたのか、ブログが楽しみです(*^▽^*)