頑張れコール

　４月６日（木）　対戦相手：大合唱

　ＩクスＰアリ

　

　舞浜の“激安と舌鼓の街”（←実際は激安ではないのですが。）では只今『春のブルガリアフェア』なるものが開催されておりまして、２階モノレール乗り場付近では明治のヨーグルトがタダで食べられます。普段閑散とゆったりしているこの場所もヨーグルト試食のお客さんで大混雑し、回収業務がままならない郵便物回収人・ポス〒ィーノです。

　

　ブルガリアフェアで、今日はあの方がやってきました。広場で行なわれるトークショーの整理券はあっという間に無くなったそうです。そのお方とは、

　

　琴欧州関

　

　ボクは遭遇できなかったんですが、休憩中に喫煙所でアパレル販売のお姉ちゃんの会話を聞くと

　

　「超、琴欧州！」

　

　だそうです。現場を見ていないので何とも言えませんが、拙い日本語でトークショーって成立するのか？

　

　そんなビッグイベントとは無縁の場所でポス〒ィーノさんはパフォーマンスです。春休みも終わって若干少なめな、でも陽気のせいか元気なお子さん達の前で色々と演って気持ちいい汗でした。

　

　シガーボックスの演技のフィナーレには、大技“一回転キャッチ”を演るのですが、何回も落としてしまいます。微妙に風が吹いていて投げ上げた箱の軌道が手元で変わるのです。何回も落とすとお子さんたちは

　「頑張れ～！」

　「もう一回！」

　などと声を掛けてくれるのですが、次第にお客さんに一体感が生まれ「がーんばれっ！がーんばれっ！」というコールが４拍子のリズムを刻み始めました。あまりにしっかりとした４拍子だったので

　

　踊ってみた。

　

　お子さん大喜びです。でも、いつまでも踊っていると中々先に進みません。じゃあ演りまーす。するとまた「がーんばれっ！がーんばれっ！」の４拍子。で、踊る。ウケる。演りまーす。４拍子。踊る。ウケる。の繰り返しです。

　

　別にふざけてるんじゃないんですよ。踊りながら風が止むのを待ってるんです。そして無風の状態で投げ上げ、一回転して、見事キャッチ！そこで大きな拍手かと思いきや、お子さんたちは相変わらず

　

　「がーんばれっ！がーんばれっ！」

　

　いや、もう頑張ったから。成功してるから。言ってるうちに気持ちよくなったのでしょう。こちらが止めるまでシャウトは続く勢いでした。

　

　余談ですが、ヨーグルトの試供品とともに貰える“琴欧州シール”は笑えます。イベントは９日までやってますからシールだけでも貰う価値ありますよ。