ひーらいたひーらいたー。

　６月２９日（水）　対戦相手：傘
　雨の中

　やっと降ってくれましたね。昨日なんか３６度まで気温あがったらしいです。暑さに加えて湿気の多さが不快指数を倍加させ、あつい＆蒸し蒸し、あつい＆蒸し蒸しって、オレら

　小龍包か？

　肉汁はたっぷり出ますよ、確かにね。不味い肉汁がね。そんな湿気飽和状態が雨粒に変わった時は、雨があまり好きでないボクも嬉しさを覚えました。雨が気温を下げるのを体感したくて外に出てみました。先日、池袋駅でパクったビニール傘（６月１０日ロッカールーム参照）を持って。

　雨は思った程激しくなく、霧雨時々雨粒といった程度ですが、昨日までの不快感を洗い流してくれるようで、家から外に出た瞬間、嬉しくなって傘を広げる手に力が入りました。傘のスライドする金具の部分は、カマボコを半分に切ったような形のストッパーを通り越して、ストッパーにストッパーの仕事をさせないまま、

　傘は広がりすぎました。

　涼しくなる空気が気持良くてあまり傘の事は深く考えませんでしたが、その軽い足取りでコンビ二に向かい、いざ店に入ろうかと思ったら、

　傘が閉じねえんすよ。

　骨が折れます。実際には骨は折れてないのですが、今まで骨折傘や破れ傘は何とか誤魔化しながら使った経験がありますが、閉じない傘の扱いは人生初でして、本当に骨が折れます。実際には骨は折れてないのですけど。もうエエって。

　で、逆から押しても、こちら側からひっぱってもどうにも変形機能が作用しないので開きっぱなしで傘立てに突っ込みました。

　傘の花が開いたよ。

　そんな小洒落た事を言ってる場合ではないのかも知れませんが、閉じないものは仕方が無い。広がった大輪の花は他の傘を寄せ付けない、ってか傘を入れる穴を完全に塞ぎ、傘立て独り占めしてました。コンビニを出たとき、雨が弱まってるのを良い事に、その傘

　放置してきた。