12月20日(木) 対戦相手:5歳の子
渋谷
保険会社さんのクリスマスパーティにてパフォーマンスです。今日のオーダーはパントマイム。今回のお仕事は友人からのオファーだったのですが、何年か前、まだ渋谷で、しかも僕が助手をしていた頃のパントマイムの生徒さんだったのです。先週打ち合わせをした際に
「色々出来るんだけど、どんなのが良い?」
「エディーさんのパントマイムが見たいです。」
「了解!じゃあ、マイムベースで。」
この会社で働いてる人のご家族が集うパーティ。小さいお子さんも多いとの事なのでパントマイムのショー以外にバルーングリも行います。が、ボクの出番の前にステキなゲストの出演がありまして、なんと
サンタさん。
ま、平たく言うと外国人タレントさんなのですが、お客さんは皆、半袖でパーティを楽しむくらい暖房が掛かっている中、サンタさんは汗ダラーっ。横ではお付きの方が扇子でパタパタ。そりゃ暑いよね、あれだけ着こんでたらね。さてボクのパフォーマンスですが、やっぱりサンタさんと同じく汗ダクってたね。お手伝いしてくれたのはヤマトくん、5歳。
「大きくなったらなにになりたいですか?」
「まだ決めてません。」
「じゃあパントマイマーになりましょうか。」
の言葉に何故か笑い転げてます。とっても良いリアクションしてくれますよ。重たいレンガを持ってもらうのに上手く持てずにポロポロ落としてますが、やっぱりゲラゲラ笑ってます。そして、ヤマトくん、何度も落とすのでこのコーナー、
全く先に進まない。
勿論、それも拾ってギャグにしますけどな。
「ヤマトくん、ちゃんとやって下さいよー。」
「知らねーよ!」
笑いながら答えてくれたのですが、このときのポーズがまた素敵なんですよ。図を参考にして頂きたいのですが、下手なお笑いさんよりもキレと勢いがあるんです。だから
「ねえねえヤマトくん。その『知らねーよ!』ってギャグ、もらってイイ?明日以降使うからさ。」
「知らねーよ。」
「上手い!その使い方、正解だね。」
5歳の子からギャグを頂いてしまうプライドの無さ。ギャグも貰ったし手伝いしてくれたのでお礼にバルーンでスペシャルな動物をプレゼント。ま、この時期はそれがトナカイである事が多々ありますが、ヤマトくんに
「これ何の動物だかわかる?」
「ネコ。」
ヤマトくん、間違えちゃったね。ここでの正しい答えは
「知らねーよ!」
でした。いやー、楽しかったー。
▲「ヤマトくん、立派に芸人になれますね。」って方、ポチっとな。