2月2日(木) 対戦相手:お題
二子玉川
東急セミナーBE二子玉川でのパントマイムの先生です。前回までは【綱引き】の『引く』をやりましたので、今日からは『引かれる』を。ひかれると言っても
パンいちで腰クネクネ
とか、
人の嘔吐で貰いリバース
とかのひかれるでは無いのです。ってかそんなマイムしたら
生徒さん居なくなる…。
引かれるのテクニックは引くの逆をすれば良いのですよ。腰→胸→手で動かしてた順番を逆から手→胸→腰の順で連動させる。言うのは簡単ですが、初めての方にはやはり難しいようですね。そこで、もう少し日常に即した内容で置き換えてみると、近い動きが
犬の散歩
になるのです。なので、今日はパントマイムなのにペンシルバルーンを使ってのレッスンになりました。バルーンを長く膨らまし、首輪とリードを作ってレッスン開始です。ポイントは犬の大きさというか高さですね。どうしても引かれる時に手が高く浮いてしまいがちなので、手は低く。つまりリードの先の犬は低く作る!少しフリーで動いて貰ってから、お題を出しますよ。
犬を連れてくる。餌を与える。さあ、向こうに行こうね。動かない。もうひとつ餌を。じゃあ向こうに行こう…逆方向に引っ張られる。引いてさっきの位置に。ボールを取り出して、行きたい方向に投げる!すると犬はボールと逆の方向に走っていき、自分はそれに引っ張られる。という
全くいう事聞いてくれない犬の話
なのでした。首輪とリードは形が見えてますが、肝心の犬は存在しません。ここがパントマイムの不条理の面白いところでして、次のお題は、さっきのお題の途中まで同じ。ところが、目を離した瞬間から何故か犬が
浮きはじめる。
そして、それが宙を舞うのです、TOKIOは空を飛ぶぅ~のです。飛ぶ犬?何かの生命体?に引っ張られて右往左往。見えないモノを表現するパントマイムだからこそ、こんな事が出来るのですね。はい、次回は犬だけでなく色んなモノが動き出しますよ。
政治とか、プロ野球とかの話ではないよ。