10月20日(水) 対戦相手:新ネタ
上野
例年ですと上野恩賜公園を目一杯使って行われる大道芸の祭典『ヘブンアーティストTOKYO』ですが、去年は中止、そして今年は戻って参りましたね。
東京都美術館での開催でございまーす。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。今回もワタクシは人形振り(スタチュー芸)でエントリー。しかし事務局さんから出演場所の図面を送られて確認しますと
んん?
講堂内の客席で演るの?
これは人の流れが無いのですね。
通常のパフォーマンスですと人の流れがあり、その流れに対してのリアクションとして【動き】があったりします。今回の出演場所は分かりやすく書きますと客席に座った
お客さんとにらめっこ
の状態が続くのですよ。そこでワタクシ、色々と考えました。着席のお客様と対峙しても成立する人形振りを。
スピールに合わせて動く!
なので稽古場にこもってナレーションを録音し、BGMを被せて、あとはそれが流れたらとにかく
カクカク動く。
某テーマパークで言うところの【オーディオアニマトロニクス】なのです。
今日会場入りしましたら、橋本プロデューサーのアドバイスで
「ステージで演ったらどう?」
出番前に出演場所を確認しましたが、やっぱり
「そうですね、ステージ上の方が絵になるかもですね。」
となって、急遽舞台上での
動かないパフォーマンス
となったのでした。スピールはいくつか用意していたものの、動かないし喋らないというコンセプトは大事にしたかったので、パフォーマンススタートから5分は動かないし
瞬きもしない
のですが、「あ、これ、このままずっと動かなかったら逆に面白くない??」という考えもよぎりました。ずーっと動かなかったら、ワタクシとお客さんとの
我慢比べ
でしかないもんね。それはそれで面白いんです。が、お客様の「いつ動くの??」という空気も読み取れましたので、それよりも少しズラしていくつかスピールに合わせて動いてみました。
本当はもっとスピールが用意してあったんですよ。ただ、タイムアウト。そして、使わなかったスピールはこの先も世に出る事は無いのです。そんなもんのです。
でもパントマイムのパートはやりたい事が出来ましたので大満足っ!
終了後、橋本プロデューサーにもお褒めの言葉を頂きまして
気持ちよーく演れました。
次回の人形振りのパントマイム『イロノナイ世界』は24日豊洲スタイルマーケットにて。お昼頃から夕方まで立っております。
こっちは通りすがりのいつものパターンでーす。
お楽しみに!
ちなみに、マスク着用の指示が出ておりまして用意したのはこんなアイテム。
勿論、メイクは
ここまでしかしないよーん。
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